26日(火)、ウイリアムズはスペインGP、モナコGPの準備のためにシルバーストンを訪れ、テストを開始した。今回のテストには、マーク・ウェーバーとサードドライバーのアントニオ・ピッツォニアが参加している。
　当初はトヨタ、マクラーレン、ルノーの3チームもテストを行う予定だったが、イギリス国内が悪天候との予報を受けてヘレスへ向かうことにしたようだ。現在3チームは、28日(木)からテストを開始すると見られている。
　こういった天気予報にもかかわらず、大雨が降るまではドライコンディションでの走行が可能だったようだ。ウェーバーは合計69周を走行し、ベストタイムは1分23秒901であった。2番手のピッツォニアは42周を走行、自己ベストはウェーバーのおよそ1秒遅れだった。
「今日の雨天は予測していたが、自分たちが思ったよりも少しだけ早く雨が降り出してしまった。だが、それでも何時間かはドライコンディションで走ることができた」と、テストチーム・マネージャーのティム・ニュートン。
「大雨が午前中のテストセッションを大幅に妨げたね。しかし、その間もマークとアントニオがウエットタイヤのテスト、セッティング作業、システムチェックを重点的に取り組んでいた」
「低気圧は相当早く移動しそうだから、明日はドライコンディションでテストができるんじゃないかと思っている」
　翌日は、ニコ・ロズベルグが初仕事のためにテストに合流する予定だ。ロズベルグは先週２人目となるテストドライバー契約を交わしたドイツ人ドライバーだが、ピッツォニアに代わってFW27をドライブすると思われる。

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