いよいよ本格オープンし、F1開催が気になる富士スピードウェイ。島田久光社長は「これでハードが揃いましたので、次はソフト面を整えてから海外レースの招聘します」と笑顔で語り、F1開催に前向きであることを匂わせた。

「今日は天気がいちばんの心配でしたが、好天に恵まれほっとしています」と島田氏。多くのファンが気にしている富士でのF1開催については、「まずはハードウェアが完了したので、これからソフトウェアのリニューアルを進めていきます。その後に、海外のレースを招いて開催したいと考えています」と、具体的な内容に触れることはなかったが、F1開催に向けて前向きのコメントを残した。
　また、この日トヨタF1マシンをテストドライブしたリカルド・ゾンタは「バンプもなく、とてもスムーズなコースだ。そしてF1マシンのポテンシャルを十分に発揮できる長いストレートも揃っている。今日、私が走らせたF1マシンは時速330km近いトップスピードをマークしたよ。対照的にインフィールドはやや低速すぎる感もあったが、これはまだ適切なタイヤを装着していないことにもよるだろう。今の段階では正確な評価はできない」と語り、F1マシンに対しても十分なキャパシティを備えたサーキットであることを力説している。

• -
  ツイート
• 0
  シェア