ラルフ・シューマッハーが、昨年までの所属チームであるウイリアムズはF1のトップチームではないと酷評した。
　ウイリアムズで6シーズンを過ごした後、今年からトヨタへ移籍したラルフは、コルナー・シュタット・アンツァイゲル紙に対して、彼がグリッド上のトップチームのひとつでドライブしていると感じたことはなく、チームの期待は非現実的なものだったと述べた。
「自分がトップチームでドライブしているとは思わなかった。あのチームで過ごした6年間を通じて、そんなふうに感じたことはなかったね。BMWウイリアムズの高いレベルの期待は完全に非現実的なものだった。エンジン以外には特別に優れたところはなかったし、まったく正当な理由のない楽観主義だったよ」
　今季のウイリアムズは、将来のF1チャンピオン候補とされるマーク・ウエーバーとニック・ハイドフェルドのラインナップを擁し、複数のレースでの勝利とタイトルへの挑戦を目標として掲げている。昨年、ラルフ・シューマッハーとファン−パブロ・モントーヤのコンビは、シーズンを通じてわずか1勝を挙げたのみだった。
　だが、ラルフはウイリアムズの新コンビがシーズン終盤に何らかの形でタイトル争いに絡んでくることはないと思っているようだ。
「僕としては、今年もBMWウイリアムズが選手権タイトルを取れるような車を作ってくるとは思えないね」

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