F1に参加するチームの代表達は、3月6日の開幕に先駆けてライバルシリーズであるGPWCについて話し合いを持つ事になったとBBCが報じている。
　F1に参加しているメーカーは、シリーズからの配分が大きくならなければ、新シリーズを2008年に開始すると圧力をかけている。
　「すでに我々は、シリーズ開始にあたっての重要な準備段階に入った」とGPWCの広報は発言している。「そして我々はチームの参加を喜んで受け入れるだろう。」
　シリーズ開始の準備には、使用するコースの問題もあるが、ホッケンハイム、ニュルブルクリンク、マニ-クール、モンツァなどが使用するコースとして議論に挙がっているようだ。
　フィアット(フェラーリ)、ダイムラー・クライスラー(メルセデス)、BMW、ルノー等のメーカーがGPWCを動かしており、配分の変更を求めている。ホンダとトヨタは依然としてGPWCへの参加を表明していない。先月にはフェラーリの社長であるルカ・モンテゼモロが、F1界のドン、バーニー・エクレストンに対して、チーム側に配分する収益を全体の８０％に引き上げるよう要求した。「2005中に議論は決着を見せて、2008からはすっきりできるだろう」とモンテゼモロは語る。
　現在エクレストンは、F1の株主による訴訟など別の問題も抱えている。

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