インディアナポリス・モータースピードウェイは、この先も長年にわたってアメリカＧＰを開催するのに相応しい、とバーニー・エクレストンが述べた。

　エクレストンは、サーキットとの契約も含めて、Ｆ１の商業面を取りしきっているフォーミュラワン・マネジメント（ＦＯＭ）の最高経営責任者だ。最初に結ばれた５年間の開催契約は今年で切れたのだが、エクレストンは、Ｆ１がこの先も引き続きブリックヤードで行われてはならない理由はない、と述べた。
「いいじゃないか。彼らはここで多くの工事をしたし、それはとても素晴らしい出来だ」と、エクレストンは語った。この好意的なコメントは、彼の“ホーム”コースであるシルバーストンを含む、他の開催地に向けられた言葉とは非常に対照的だった。「ここに来るのは素晴らしいことだ。そうとも、ここに来ることは非常に重要だと思う」
　チームボスたちは、金曜の記者会見の際に、北米のレースをＦ１に欠かせないものだと感じているかどうかと問われたが、全員一致で、インディアナポリスとモントリオールのようなレースをスケジュールに残すためにあらゆる努力をすべきだと答えた。
　マクラーレンのロン・デニスは、次のように述べた。「各チームは皆、世界選手権がそうあるべきだという見方に賛成している。アメリカとカナダは、カレンダーの中で非常に重要なイベントだ。アメリカの資本をこのスポーツに引きつけることができるし、私たちとしても、これらのレースがカレンダーから消えるのを見たくはない」

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