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ウイリアムズ、失格裁定の遅れに不満

2004年6月22日

 ファン−パブロ・モントーヤとBMWウイリアムズチームは、前戦に続いてアメリカGPでもノーポイントという屈辱を経験した。スタート直後にルール違反を犯したモントーヤに対し、レース終盤になって失格が言い渡されたのだ。

 問題となったのは、モントーヤがエンジンのかからないFW26を後にしてピットに走り、スペアカーに乗り換えた時間だった。レギュレーションでは、フォーメーションラップの始まる15秒前までに全てのクルーはグリッドを去らなければならない。モントーヤはスペアカーに乗り換える選択をしたが、現代のF1マシンのコクピットには様々な器具が繋がっており、これをすべて取り外しているうちに、レギュレーションで定められた時間を3秒オーバーしてしまった。
 しかし、スチュワードがモントーヤとチームに対し、ルール違反による失格の決定をしたのはレースが57周目に突入したときのことだった。
 この日ピットからスタートしたモントーヤは、56周目には3位まで追い上げ、しかも1ピット戦略をフルに活かして2台のフェラーリの背後まで詰め寄っていただけに、決定の遅れにモントーヤもチームも怒りを覚えている。とはいえ、僚友のラルフ・シューマッハーが大クラッシュを起こして病院に搬送されたレースで、モントーヤが無事57周を走り終えたのは救いだったと言えるかもしれない。また、チームにしても、レースの途中にマシンがダメージを負わず、無傷のままピットに戻ってきたことには安堵の気持ちを覚えただろう。
 スチュワードは、ラルフがアクシデントを起こしコースを正常な状態に戻していたために、モントーヤの件について調査が先送りとなり、失格の裁定が遅れたと主張している。
 ウイリアムズとのコンビネーションがうまく実らない日々を送るBMWのマリオ・タイセンは、今回の失格で一層の落胆を味わったはずだ。
「FIAの者とはまだ話していないが、恐らく彼らは、コース上の事故の整理でとても忙しかったと言うだろうね」とタイセン。「しかし、私たちなら、最初から起こっている問題についてまず処理しようと考えるだろう。(問題は)フォーメーションラップに入る前に起こった。従って、調査をしているということぐらい、スタートの前後に言う時間はたっぷりとあった。違反そのものの白黒は明らかだったのだから」




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