ジャガーレーシングのマーク・ウエバーとクリスチャン･クリエンは、サンマリノGPの予選でそれぞれ8位と14位に入った。
　クリエンはフリー走行のときに激しいスピンを喫し、予選に向けてシャーシを交換したが、予選のときは両ドライバーともマシンの故障等に悩まされることも無く好位置をキープした。チームは決勝のレースに向け、最良の結果が得られるよう、最終調整に入る。

マーク･ギラン　ジャガーチーム車体開発責任者
　予選を前にして、クリエンが走りきれなかったのは良くなかった、ブレーキングのわずかな遅れによって第12コーナーでマシンがスピンしてしまい、ひどくダメージを負ってしまった。その為にシャーシを交換しなければならなくなったが、幸いなことにエンジンは大丈夫だった。何とか頑張ってフリーセッション中に、再び送り出すことができた。あまり走れなかったことを考えれば、クリエンは上出来だと思う。
　マークに関しては、今日は良くやってくれた。フリーセッション中に、いくつかのテストを行うことができたのでマシンのバランスを向上させることが出来た。明日の決勝に向け、良いポジションにつくことが出来たので、良いスタートも切れるようにしたい。イモラサーキットでの追い越しは難しいが、チャンスを生かせるようにこれから戦略を練るつもりだ。

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