元F1ドライバーで現在はTVコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルが、2005年にモントーヤがマクラーレンに移籍することが発表されたことで、クルサードは2005年に同チームに残ることはできないだろう、と語った。
　「デイビッドは2005年もF1をドライブすることを望んでいるが、上位チームのシートを獲得するためにはかなりの成績を残さないといけないだろう。」とブランドルは語る。

　クルサードはマクラーレンで9年目のシーズンを迎えることになるが、マクラーレンが赤と白のカラーリング時代から在籍、1998年と1999年には、チームメイトのミカ・ハッキネンがフェラールのミハエル・シューマッハーと名勝負を繰り広げた末に、2年連続ワールド・チャンピオンに輝いている。マクラーレンの前はウイリアムズに在籍し、1994年サンマリノGPでのアイルトン・セナ事故死の後、セナの後を継いでステアリングを握った。そして1994年と1995年は、チームメイトのデーモン・ヒルとベネトン・フォードのミハエル・シューマッハーが熾烈なタイトル争いを行っている時期であった。

　「クルサードは2003年シーズンの中盤、全く仕事ができてなかった。ちょうどマクラーレンがあたりを見渡し、モントーヤを獲得しようと考え始めたのもこの時期だ。」「クルサードはもう少し今の予選形式に真剣に取り組まないといけないね。」とブランドルはさらに語った。

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