パナソニック・トヨタ・レーシングは、19日(金)南仏ポール・リカールとスペイン・ヘレス・サーキットの2ヶ所のサーキットで行われたテストに、2チーム体制で参加。有意義な成果を得て終了した。
(フランス・ポール・リカール・サーキット発)
ホーム・サーキットである南仏ポール・リカール・サーキットでは、オリビエ・パニスが、来週に迫った第15戦アメリカGPに向けて空力パーツの開発テストを行い、手応えを得てテストを終了した。
オリビエ・パニス:
トヨタTF103/06
ベストラップ:
1分27秒56
周回数:56周
「テストチームは、今週16日(火)と17日(水)の2日間にわたって、C.ダ・マッタが行ったテスト・プログラムを完結するために、スペイン・バルセロナから南仏ポール・リカールに移動したが、今日は、とても有意義な成果を得ることが出来た。様々なコース・レイアウトに変更出来るポール・リカールのアドバンテージを駆使し、他に類を見ないインディアナポリスのコース・レイアウトに合わせてテストを行った。次戦アメリカGPと最終戦の日本GPに向けて空力パーツの開発とクルマのセットアップにも時間を費やした。たった1日のテストだったが、達成出来た内容にとても満足している」
9月19日(金)
ポール・リカール・テストの記録
天候:晴れ
コース・レイアウト:
1A
(スペイン・ヘレス・サーキット発)
パナソニック・トヨタ・レーシングは19日(金)、4日間にわたるF1ヘレス合同テストを終了した。
今回の合同テストでは、リザーブ・ドライバーのR.ゾンタが、来週に迫った第15戦アメリカGPと最終戦となる日本GPを前に“トヨタTF103”の広範囲に渡るセットアップとミシュランタイヤの評価プログラムなどを行い、合計で1周4.428kmのサーキットを328周にわたって走破。充実した成果を得て、4日間のテストプログラムを終了した。
リカルド・ゾンタ:
トヨタTF103/03
ベストラップ:
1分19秒462
周回数:100周
「4日間のテストを通じて多くの周回をこなし、とても有益なテストが出来た。大きなトラブルもなく、1400km以上を走破した。シリーズ残り2戦に向けて、クルマのセットアップとタイヤテストを終了しただけではなく、将来的な開発テストを成し遂げることが出来た。4日間を通してテストに参加出来たことで、集中的にテストが行え、限られた時間を最大限に活用出来た」
9月19日(金)
F1ヘレス合同テスト最終日(4日目)の記録
天候:晴れ
路面温度:
最高42℃
気温:
最高30℃
路面状況:
ドライコンディション