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怒れるマクラーレンCEO「フェラーリが去ってもF1は生き残れる」

2020年4月28日

 マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンは、F1にとって最も重要なことは、フェラーリをF1に引き止めることではなく、他の複数のチームが撤退するのを防ぐことであると主張した。


 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、F1とチームが経済面で大きな打撃を受け、生き残れないチームが出てくることが懸念されている。チームをサポートするため、2021年から導入される予算制限の上限額が1億7500万ドル(約188億円)から1億5000万ドル(約161億円)に引き下げられることで合意が成立したといわれている。しかし一部チームがさらなる引き下げを求め、それをフェラーリは拒絶、マクラーレンのブラウン代表はフェラーリの姿勢を強く批判している。


 フェラーリ代表マッティア・ビノットは、先週、『The Guardian』のインタビューにおいて「人的リソースを中心に、さらに大きな犠牲を払わなければ、達成することはできない。それをさらに引き下げることになった場合、我々のレースにおけるDNAを展開するために、他のさらなる選択肢に目を向けなければならない立場に立たされることは、我々にとって望ましくないことである」と発言した。


 フェラーリは否定しているものの、ビノットのこの発言は、フェラーリがF1撤退の可能性を示唆するものであると解釈された。


 ブラウン代表は、フェラーリのみが抜けることより、多数のチームが生き残れない状況の方が深刻であると語った。

マクラーレンCEOザク・ブラウンとフェラーリ代表マッティア・ビノット
マクラーレンCEOザク・ブラウンとフェラーリ代表マッティア・ビノット

「彼らがF1から去るのを見たくはない。誰であっても、F1から去るのを見るのは辛いことだ。そういうことは絶対に起きてほしくない」とブラウンはコメントした。


「とはいえ、F1は18台のエントリーでも生き残ることはできる。(フェラーリ以外にも)パワーユニットマニュファクチャラーは存在するから、彼ら(フェラーリ)が今パワーユニットを提供している2チームをカバーすることが可能だ」


「一方で、予算上限を高く設定して、F1に投資をしている人々を遠ざけることになれば、14台しか残らないかもしれない。そうなると、F1は生き残ることができないだろう」


「16台がぎりぎりのラインであり、18台なら可能だ。つまり、彼ら(フェラーリ)なしでもF1は生き残ることができると私は考える」
「とはいえ、彼らが残る方がはるかに好ましい。彼らがいないよりは、いた方が、F1は魅力的なスポーツになると思う」



(grandprix.com/autosport web)




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