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F1オーストラリアGP開催地のアルバート・パークの路面再舗装にベッテルとハミルトンが反対

2019年3月24日

 2020年か2021年のF1オーストラリアGPでのドライバーたちは、より滑らかな路面のコースでレースをすることになるかもしれない。だがセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンは、そのことを喜んではいないようだ。


 ベッテルはオーストラリアGPの予選で3番手につけた後、次のように語っている。


「望むようなバランスを、特に低速の状態でまだ得られていない。自信も信頼性もだよ。ここはバンピーなコースだから、信頼性が大きな違いを生み出す。再舗装されないことを願うよ。バンプはこのコースの特徴の一部なんだから」


 バンピーなコースはアルバートパーク・サーキットの特徴であり、こうしたコースを好むかと問われたルイス・ハミルトンは、次のように答えた。


「そうだね、僕は今の状態のコースを気に入っている。ここは広大なランオフエリアがなくて、素晴らしいサーキットだ」とオーストラリアGP予選後にハミルトンは語った。


「もし操作を間違えたら、しっぺ返しを受けることになる。それは良いことだし、そうあるべきなんだ。バンプはメルボルンのコースの特徴の一部だ。もし再舗装してしまったら、多く(の特徴)を失ってしまう」


「確かにバンプのせいで僕たちにとっては手強いコースだけれど、でもそれもコースの一部で必要なんだ。すごく平坦で滑らかで、何のトラブルも起きないようなコースは好きじゃない」


「今週末、僕たちはマシンの車高を上げなければならないだろう。なぜならブレーキング中に車体が沈み込んでしまうからだ。そうするべきだし、歯の詰め物が取れるくらいの振動に耐えるべきなんだ。これは筋金入りのモーターレースなんだからね」


 だがコースには新たに、滑らかな路面にするための再舗装が行なわれる予定だ。


「我々は(FIAレースディレクターの)マイケル・マシからの報告を受けなければならないが、来年か再来年にはコースを再舗装することになるだろう」とオーストラリアGPコーポレーション代表のアンドリュー・ウェスタコットは『The Age』紙に述べた。


「マシンは進化を続けている。我々もサーキットを進化させるために、できることをしていくつもりだ」



(grandprix.com)




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