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F1予選システム変更が検討も、4セッション制に賛否両論

2018年10月3日

 F1が2019年に向けて予選方式の変更を検討しているとロシアGPを前に報じられたが、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングがそれを認めた。また、現時点では反対意見もあり、合意に至っていないことも分かった。


 現システムでは、全20人のドライバーが走るQ1でタイム下位の5人をふるい落とし、Q2でも5人を落とした後、Q3で10人のドライバーがポールポジションを賭けて戦う。しかしロシアGPの前週、予選を4つのパートに分け、最初の3パートで4人ずつを落とし、最終パート“Q4”で8人のドライバーが戦う方式が来季に向けて検討されていると報じられた。


 ホワイティングは、その案が先週のストラテジーグループ会合で議題に上ったことを認めた。


「さまざまな調査を行い、ファンからアンケートをとった結果、F1から新たなアイデアが提案された」とホワイティング。


「先週、ストラテジーグループで協議した。私個人としてはこの案に賛成だが、決めるのは私ではない」


 ポールポジションをかけた最後のセッションに進めるのが8人に減ることで、トップチームの戦い方が変わってくるかもしれない。今は、有利なスタートタイヤを履くためにQ2でハード寄りのコンパウンドでアタックするケースがしばしばみられるが、そういった戦略へのリスクが高まる。またタイヤ配分全体の見直しも行う必要がある。

■新予選案にマクラーレンボスは否定的

 F1のモータースポーツ担当マネージンディレクターであるロス・ブラウンは、このシステムを2019年に導入するという件については合意に至らなかったと発言した。しかし今後も話し合いを続けていくとも述べている。


「今の予選システムは数年前から使用されて、定着している。しかし、だからといって改善方法を探すべきではないということにはならない」とブラウンが語ったとCrash.netが伝えた。


「前回のストラテジーグループ会合で新たな案が提示された。予選を現在の3セッションではなく4セッションに分けるという案だ」


「2019年に導入するという点では合意に至らなかった。だが議論の種が植えられたので、それをしっかり育てていく必要がある」


 マクラーレンのスポーティングディレクター、ジル・ド・フェランはシステム変更に反対であると示唆している。


「私としては、最速のドライバーがポールを獲るシステムであってほしいと考えている。現在のフォーマットは、それを決める上で最善のものだ」とド・フェランは語っている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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