F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:スペインGPでピレリが特別仕様のタイヤを投入

2018年4月28日

 チーム関係者からの情報によれば、次戦スペインGPに、これまでよりもコンパウンドのゴムの厚みを薄くしたタイヤが投入されるという。  


 関係者によると、薄くなるのは0.4mmだという。一般の人から見たら、0.4mmという数値は、違いがわからないほど薄いものだが、厚みを図るためにタイヤの表面に設けている穴の深さが2mmであることを考えると約20%薄くなり、影響は決して小さくない。


 それでは、なぜそのような変更を行うのか? 考えられる要因はブリスター対策だ。ピレリは車体に関するレギュレーションが大きく変更されコーナーリングスピード上がった昨年から、耐摩耗性の観点から、コンパウンドの厚みを増していた。


 ところが、コンパウンドの厚みを増すと横荷重がかかったときにタイヤが大きくたわみ、ゴムにストレスがかかり、内部が発熱しやすい。昨年のイギリスGPではこうしたことが原因で多くのマシンがブリスターを発生させていた。


 さらに今年の開幕前にスペイン・バルセロナで行われた合同テストではメルセデスを初めとする複数のチームがブリスターに悩まされていた。これはバルセロナが路面を再舗装したことも関係しているが、テスト時よりも気温が高くなる5月のスペインGPでは、よりブリスターが発生する可能性が高くなるために、事前に対策を講じたものと考えられる。


 スペインGPのほかにも、ピレリはフランスGPとイギリスGPにもコンパウンドの厚みを薄くした特別仕様のタイヤを投入するという。



(Masahiro Owari)




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号