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F1 Topic:トラブル続出のホンダはパワーユニット年間4基の制限をクリアできるのか
2017年3月10日
パワーユニットのトークン制限が撤廃されトークンフリーとなった今年のF1だが、ホモロゲーションがどうなるのかさまざまな噂が流れていた。3月8日にFIAの技術委員に確認したところ、「今年のホモロゲーションは3月1日に完了している」という。もちろん、すべてのパワーユニットマニュファラクチャーが申請を済ませている。
FIAの技術委員によると、ホモロゲーションを行ったパワーユニットでも、信頼性向上のための改良はその改良をほかのマニュファクチァラーに公開すれば、ホモロゲーション後も改良できるという点は昨年までと同じだという。
またトークンフリーになったのでパフォーマンス向上の改良は自由になるが、今シーズンは年間4基までになっているため、ペナルティなしでパワーユニットをアッブグレードできるのは開幕戦後は3回までとなる。
つまり、3月1日のホモロゲーションは、パフォーマンス面においては、事実上意味がなくなる。なぜなら、「1基目としてカウントされるのは、開幕戦のフリー走行1回目で使用するパワーユニットになる」からだ。
そうなると重要なのは、開幕戦で使用するパワーユニットのスペック。ホンダは2回目のテストの2日となる3月8日に新スペックを投入し、その日は46周をトラブルフリーで過ごした。
ところが、3日目の3月9日に再びトラブルに見舞われている。ホンダにとっては、年間4基をクリアするためには、1基目となるメルボルン・スペックをオーストラリアへ搬送するまでに、トラブルの原因を究明し、可能な限りの対策を講じなければならないことになる。
長谷川祐介総責任者も「幸いオーストラリアは日本からそう遠くはない。搬送するギリギリまでかけ、できる手はすべて打ちたい」と語っている。
(Masahiro Owari)
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※カナダGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※カナダGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |