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F1フランスGPが2018年に復活の見込み。ポール・リカールで開催か

2016年12月5日

 フランスGPがポール・リカール・サーキットを開催地として、2018年のF1カレンダーに復活する見込みであると考えられている。


 ポール・リカールで最後にF1レースが開催されたのは1990年のことだが、月曜日に開催契約の発表が行われるものと見られる。フランスでF1が開催されるのは2008年のマニ−クール以来のこととなる。


  F1商業面のボスであるバーニー・エクレストンは、ロイターに対し「開催は実現すると思う」と語り、日程は例年ドイツGPが開催される7月下旬ごろになるだろうと明かした。


 先週FIA世界モータースポーツ評議会会合の後、2017年F1カレンダーの最新版が発表され、来年はドイツGPが開催されないことが明らかとなった。


 ポール・リカールは1999年にレースイベントの開催を中止し、テスト専用のサーキットとして改修された。


 しかし2000年代中頃から徐々に国際的なモータースポーツイベントがポール・リカールに戻ってきている。2006年にFIA GT選手権が開催された後、ヨーロピアンF3選手権やフォーミュラ・ルノー3.5といった主要なシングルシーター選手権が行われている。


 改修後のサーキットは、当初多くの観客を収容できる設備が整っていなかったが、ここ数年で主要なレース施設が復活しつつあり、多くのファンが参加するイベント開催が可能になった。


 今年1月には現代F1マシンがポール・リカールで走った。フェラーリ、レッドブル、マクラーレンが2015年型マシンを使用してピレリのF1ウエットタイヤテストを行ったのだ。


 2013年にフランスGP復活が実現に近づいたことがあった。エクレストンは2012年4月に契約を結んだと発言し、ニュージャージーでのグランプリが延期された際に代替イベントとして開催される可能性が浮上していた。


 ポール・リカールでのF1開催復活について以前話し合われた際に、サーキットの代表者たちはレイアウトに関し、エリオ・デ・アンジェリスがテスト中の事故で死亡後、1986年から1990年の間に使用されていたショートバージョンではなく、フルバージョンを使用する計画であると明言していた。


 レイアウトについては、有名な1.1マイルのミストラルストレートにシケインを設けるかといった問題も議論されたが、トラックディレクターのステファン・クレールはその際、レースプロモーターの判断に委ねられるだろうと語った。


 2014年にもマニ−クールがF1に復活するのではという報道が浮上し、エクレストンは「彼らから打診がある」ことを認めた一方で、フランスGPの2015年の復活の可能性については否定した。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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