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メキシコGPでのライコネンとヒュルケンベルグのクラッシュ、双方の言い分

2016年11月1日

 先のメキシコGPにおいて、ニコ・ヒュルケンベルグは彼のスピンの原因となったオーバーテイクの際に、フェラーリF1のキミ・ライコネンがもっとスペースを空けるべきだったと考えている。


 フォース・インディアのヒュルケンベルグはレース終盤でライコネンとのバトルに入り、6位の座をライコネンより31周分古いミディアムタイヤで守り抜こうとしていたところだった。


 最終的にライコネンはあと5周の時点でターン4でアウト側から回りこんだが、それを回避しようとしてスピンしたヒュルケンベルグは順位を落とし7位でフィニッシュした。


「キミが最後にやったことは残念だったよ」とヒュルケンベルグは述べた。


「僕はユーズドの走り古したタイヤで走っていて、彼は明らかにもっと新しいタイヤで走っていたし、マシンのアドバンテージもあった。なんとかポジションを守り切ろうとしたけれど、勝ち目がなかった。僕が彼に突っ込んでいくこともできたけれど、そうするとお互いのマシンがダメージを受けてしまうし、もっと大きな事故が起きていたかもしれない」


「僕がブロックに入っているのは一目瞭然で、(サーキットの)あの嫌な場所のイン側でブレーキングしていた。周回数をかなり走って限界に達しそうなユーズドタイヤでさ。一方、彼はぴかぴかのタイヤで外側からやってきて被さるようにターンしてきた」


「僕は『おいおい、僕にどこへ行けっていうんだよ?』っていう感じだった。 空中に消えることなんてできないよ。彼はもっとスペースを空けてもよかった。とにかく、あそこに閉じ込められるのは腹の立つことだった」


 ライコネンは自分の動きは正当だったし、来季ルノーに移籍するヒュルケンベルグには十分なスペースがあったと感じている。


「何度も抜こうと試みたが、一旦下がらざるを得なかった。そしてまた追い抜こうとしたんだ」とライコネンは言った。


「僕は彼より、十分なグリップがあった。僕には最後にチャンスがあった。彼に接触したかどうかは確かじゃない。彼がとても近くを走るのを見たが、僕はフェアにやろうとしていたし、お互いに十分なスペースがあったと思うよ」


「彼がスピンしているのを見たけど、彼に接触した感じはなかった。レースの観点からもOKだったと思うよ」


 フェラーリのボス、マウリツィオ・アリバベーネはこの追い越しを評して「信じられないほど素晴らしい。私に言わせればこれは一流だ」と述べた。


 フォース・インディアの副代表ボブ・ファーンリーはこの追い越しを「力強かった」とは感じたが、やり過ぎだったとは思っていない。


「(ヒュルケンベルグ)が引き気味にしなかったら、お互いにとってもっと悪い状況になっていただろう」とファーンリーは語った。


「我々はレースをしているんだと、いう考えが気に入っている。だからあれがやり過ぎだとは私は思わない。私はニコが接触によるダメージを最小限にしようとしたんだと思うね」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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