F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスが、トロロッソのアイデアに追随した新パーツとは?

2016年7月20日

 通常グランプリが2週連続で開催される場合、2週目に新しいパーツを投入するケースは稀である。しかもオーストリアGPとイギリスGPは、ともに高速コーナーがあり、ダウンフォースレベルとしては似たようなコース特性を持つ。


 しかしイギリスGPに新パーツを投入したチームは少なくなかった。理由は11チーム中8チームのファクトリーが英国内で、すべてシルバーストンから半径125km以内に構えているため、地の利を生かすことができるからだ。


 メルセデスも例に漏れず、シルバーストンではリヤウイングを変更していた。翼端板のメインフラップの上にあたる部分に入っている水平のスリットを、前端まで延長(写真:赤色の矢印)。スリット自体は貫通しているが、剛性の関係か、前端部分は金属製のアンカーで固定されているため、完全には貫通していない。


 このアイデアは今年のウインターテストからトロロッソが採用しているものと、ほぼ同じ。翼端板の後方にもトロロッソと同型のフィンを4本(写真:黄色の矢印)追加している。なおトロロッソのフィンは5本なので、まったく同一ではない。


トロロッソのリヤウイング
トロロッソのリヤウイング

 


 シルバーストンの予選では、ルイス・ハミルトンが3番手以下に1秒以上の大差をつけてポールポジションを獲得したメルセデス。シーズン中盤となってもアップデートの手を緩めず、貪欲に進化を目指している。



(Text : Masahiro Owari)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号