ベルギーGP編:グリッドで白煙が上がった際の対処法
2012年9月4日
小林可夢偉:予選2位/決勝13位
今回の小林可夢偉はQ3で2番手のタイムを記録したときの、セクター2の走りが光っていました。セクター2はクルマが自分好みの状態に仕上がっていようがいまいが、攻めの気持ちが強くないと速く走れないセクションです。
そこで全体ベストの区間タイムを記録したことは評価できるし、自慢していいと思います。Q1とQ2ではペレスに対してもうひと声足りない、シーズン前半と似たような流れでしたが、最後の最後で積極的に行き、2番手を獲得した。内容のあるいい走りで、自信にもなったと思います。
ブレーキを暖めすぎたのか、スターティンググリッドで煙を上げました。そして、スタートで出遅れた。この現象だけを見て考えられることが2点あります。ブレーキを暖めすぎるとディスクとパッドがくっつきやすくなります。
1点はそれが原因でスタートの際にディスクとパッドが離れるのが遅れ、加速できなかったこと。もう1点はあの煙を見て、可夢偉が動揺してしまったこと。
いずれにしても可夢偉だけの責任ではなく、チームにも責任があります。
「1コーナーまでの距離は短いからブレーキはあまり暖める必要はない」といったことをきちんと指示する必要があるし、煙が出たら出たで、心配させないような情報を伝える必要があります。それができていたかどうか心配です。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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