Lucky Strike B.A.R Honda チームドライバー佐藤琢磨が、今週末モンツァのイタリアGPで『Confartigianato Motori(イタリアモータークラフツマン連盟)』賞を受賞した。この賞は、過去21年間F1レースから輩出したそうそうたるレーサーの名前を多数飾ってきた、栄誉あるものだ。
『Confartiganato Motori(イタリアモータークラフツマン連盟)』賞は 1983 年の創設当時から毎年、イタリアGPにあたって授与されており、有能なF1ドライバーを高く評価するため権威ある審査員が採決を行い決定されるもの。
この賞にはさまざまな部門が設けられており、佐藤が今回受賞した賞は、毎年『レース競技に渾身を傾け、モーターレース界で名実ともに際立って認められるようになったドライバー』に授与されている。
ちなみに、過去のベストドライバー受賞者としては、Michael Schumacher(ミハエル・シューマッハー)そして Alain Prost(アラン・プロスト)、Mika Hakkinen(ミカ・ハッキネン)、Rubens Barrichello(ルーベンス・バリチェロ)、David Coulthard(デビッド・クルサード)などが挙げられる。
この受賞にあたり、佐藤は「これだけ華々しい面々の審査員団に賞をいただいたのは、ほんとうに光栄です。こうした大きな賞で認められるのは、最高。」とコメントしている。
審査員団には、元ドライバーの Ivan Capelli(イヴァン・カペリ)そして Gabriele Tarquini(ガブリエレ・タルキーニ)、モンツァサーキットの取締役 Enrico Ferrari(エンリコ・フェラーリ)、ACI ミラノからPaolo Montagna(パオロ・モンターニャ)、そしてイタリアモータースポーツ界を代表するジャーナリスト団などが名を連ねている。
モンツァでの授賞特別式が、本日午後Palazzina Ospitalita`(パラッツィーナ・オスピタリタ)カーレース場のConfartigianato Motori(イタリアモータークラフツマン連盟)ホスピタリティースイートで開かれる。