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バクー初の洗礼はリカルド、フリー走行1回目はハミルトン首位、アロンソ4位

2016年6月17日

 F1第8戦ヨーロッパGPは、初開催となるバクー・シティ・サーキットにて、6月17日の現地13時からフリー走行1回目が行われた。肌寒い気候となったカナダと比べるとぐっと気温が上がり、気温28度、路面45度というコンディション。最初のセッションは、メルセデスのルイス・ハミルトンが首位に立ち、好発進を決めた。


 まずはメルセデスのニコ・ロズベルグが1分57秒306の基準タイムを記録。どんどんタイムを縮めて、1分50秒100で暫定トップに立った。その後、チームメイトのハミルトンが1分49秒174で逆転。ロズベルグは一時ウイリアムズのバルテリ・ボッタスにも先行されたが、自己ベストを更新して2位につけた。ここまでは全ドライバーがソフトタイヤで走行。


 その後、ボッタスが1分47秒707でトップを奪い、2番手ハミルトン、ロズベルグ、ペレス、ヨーロッパGP大使のフェルナンド・アロンソというオーダーに。


 残り50分を切り、ハミルトンとロズベルグのメルセデス勢はスーパーソフトタイヤを投入。今季の懸案であるスタート練習も行う。ここでハミルトンが1分46秒489を記録して、再びトップに立った。ハミルトンは1コーナーや3コーナーでコースを外れながら、1分46秒435まで自己ベストを更新。


 マノーはリオ・ハリアントに続き、パスカル・ウェーレインがミディアムタイヤに交換して走行。フォース・インディアのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグも途中からミディアムで周回を重ねていた。メルセデス2台のほかでは、トロロッソのカルロス・サインツJr.とダニール・クビアトがスーパーソフトでの走行を始めていた。


 初めてのコースということで、多くのドライバーが限界を探り、エスケープへ逃れる場面が続く。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは16コーナーでスピン。ハースのエステバン・グティエレスやクビアトは15コーナー、ルノーのケビン・マグヌッセンは3コーナー、ジョリオン・パーマーは4コーナーでエスケープゾーンへ。


 レッドブルのマックス・フェルスタッペンはオイル漏れのトラブルを修復するべく、セッションの途中からガレージで時間を過ごすことになる。


 ウェーレインはヘッドレストが外れるという事件があり、走行中に脱落しないように手で押さえながらピットへ戻る一幕もあった。


 そして、残り25分を切った時点でダニエル・リカルドが15コーナーでクラッシュ。バクー初の洗礼を浴び、クレーンで撤去するため赤旗中断となる。レッドブルにとっては、さんざんな幕開けとなってしまう。


 現地14時17分にセッション再開となり、残り時間は13分。今度はサインツJr.が15コーナーを曲がりきれず、軽くバリアに接触。これでノーズとフロントウイングをつなぐステーの部分が割れてしまった。


 いまだ、あちこちでコース外に出てしまうドライバーが続出するなか、ベッテルが最後に10番手から、5位まで順位を上げてフリー走行1回目を締めくくった。


 マクラーレン・ホンダは、アロンソ4位、ジェンソン・バトン7位につけている。


 メルセデスはカナダで金曜日にテストしていたスプーン形状のリヤウイングで走行。フェラーリはフロント、リヤともにロードラッグ仕様のウイングを持ち込んで効果をチェックしていた。


 ヨーロッパGPのフリー走行2回目は、このあと6月17日の日本時間22時(現地時間17時)から開始となる。



(AUTOSPORTweb)




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2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
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