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マクラーレン「何としても2台完走させたい」

2015年6月18日

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、今の課題は何を差し置いても信頼性を向上させることであり、オーストリアGPでは2台そろって完走させたいと語った。

 マクラーレン・ホンダにはトラブルが相次ぎ、7戦を終えた段階で入賞はモナコGPでのジェンソン・バトンの8位のみ、2台合わせて8回のリタイアを喫している。チームは現在コンストラクターズ選手権9位に沈んでいる。

 アロンソもバトンもICEはすでに4基目を使用、バトンはカナダでターボチャージャーとMGU-Hが5基目に突入した。今季F1ではパワーユニットの6つのエレメントを年間4つずつしか使用できず、5つ目以上を使用した際にはグリッドペナルティなどが科せられる。そのためいずれアロンソもバトンも厳しいペナルティを受けることになると予想される。

「モントリオールで2台ともリタイアに終わったことは大打撃だった。それは否定できない」とブーリエ。
「だがすぐにオーストリアに気持ちを切り替えた。前戦は期待外れの結果だったけれど、常に学習し改善しているということを心にとめておく必要がある。過剰に落胆することなく、将来に気持ちを集中させていかなければならない」

「開発過程において信頼性は非常に重要な問題だ。特にフェルナンドのマシンに関して大きな課題となっている。レースウイークエンドを戦う上で大事な要素であり、進歩し続けるためには信頼性を向上させる必要がある。問題解決に近づいてはいるが、シーズンのこの時期になると、過失や故障がペナルティにつながる可能性が出てきている。しかしこれは規則であり、皆が同じ条件で戦っている」

「パフォーマンスに関しては、オーストリアGPも難しい週末になると予想している。高速からのヘビーブレーキングが必要で、モントリオールと似たストップ&ゴーサーキットだ」

「しかしパフォーマンスのことを考える前にやるべきことがある。すべてのプロセス、ハードウエアとソフトウエアの設定、週末へのアプローチ全体を完璧にし、2台そろってチェッカーフラッグを受ける可能性を最大限に高めるために、水曜からより一層努力してレースプログラムに取り掛からなければならない。また、信頼性とパフォーマンス改善を目指し、アップデートの実施を戦略的に考えていく必要があるだろう」




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