ホンダ田辺TD「僅差でポールに届かずも、最前列スタートに期待。ミスなく決勝を戦いたい」/F1第4戦予選
2021年5月9日
2021年F1スペインGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは8番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手、角田裕毅は16番手という結果だった。
Q1で角田、Q2でガスリーが敗退。ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車のうちQ3にはレッドブルの2台のみが進出した。フェルスタッペンはQ3最初のアタックで2番手に立ち、最後のアタックでは、他の大部分のドライバー同様、自己ベストタイムを更新できず、予選2番手フロントロウが確定した。ルイス・ハミルトン(メルセデス)のポールポジションタイムとは0.036秒差だった。
ペレスは最初のアタックのターン13でスピンを喫し、タイムを記録できず。最後のアタック1回で順位が決まることとなった。ペレスは予選の間、肩に痛みがあったということだ。
フェルスタッペンとペレスはソフトタイヤで決勝をスタートする。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
FP3 1番手(1分17秒835/11周)
予選 2番手(Q1=1分18秒090:Q2=1分16秒922:Q3=1分16秒777)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
FP3 10番手(1分18秒606/16周)
予選 8番手(Q1=1分18秒203:Q2=1分17秒669:Q3=1分17秒701)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 7番手(1分18秒535/17周)
予選 12番手(Q1=1分18秒190:Q2=1分17秒982)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 12番手(1分18秒673/21周)
予選 16番手(Q1=1分18秒556)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日はトップグループ、中団グループともに非常に僅差での予選になりました。その中で、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がポールタイムに0.036秒届かず、惜しくも2番グリッドとなりましたが、明日に向けて期待の持てるフロントロウを獲得しました。
チームメイトのペレス選手は8番手といつもよりやや後ろからのスタートになりますが、いつものようにレースでポジションアップを狙っていってくれればと思っています。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は、これまで以上に接戦となった戦いの中で、ガスリー選手が今年初めてQ3進出を逃して12番手、角田選手はミスもあり16番手となりました。
ガスリー選手はタイヤ選択の自由がありますので、レース戦略を含めて明日は入賞圏内を狙っていけると思っています。
角田選手はマシンのバランスにやや苦しんでいる部分もあるようですが、できる限りポジションアップしてフィニッシュしてもらえればと考えています。
接戦では小さな差が結果に大きく影響します。持てるポテンシャルを100%発揮することが重要であるのに加えて、ミスは許されませんので、十分に準備を整えて明日のレースに臨みたいと思います。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |