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メルセデスF1代表ウォルフ、就任以来初めてグランプリを欠席。ダブルタイトル制覇で「他の問題に注力」
2019年11月13日
メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、次戦F1第20戦ブラジルGPではチームに同行しないことを明らかにした。2013年の代表就任以降、ウォルフがグランプリの現場を訪れないのは今回が初めてとなる。
2019年のコンストラクターズおよびドライバーズタイトルを獲得したメルセデスとそのふたりのドライバーたちにとって、インテルラゴスではこれまでと変わらないレースウイークが待っている。一方でウォルフはヨーロッパにとどまり、「その他の懸案事項」に注力する予定だという。
「ブラジルは、2013年の代表就任以降で初めて、私が出席しないレースになる」と、ウォルフはチームのブラジルGPプレビューで語った。
「両タイトルを制覇したので、私としてはヨーロッパで他の懸案事項に注力する時間を増やせる」
「そのように動けることは素晴らしいことだ。コース内外においてチームが最高のかたちで(メルセデスのロゴである)スリーポインテッド・スターを代表する存在であり続けることが分かっているのだ」
2019年の両チャンピオンシップを制したメルセデスだが、それでもシーズン最後の2戦には、勝利するために強い決意を持って臨むという。
「私には、もっと多くの成果を上げたいという強い欲求があるのだ」とウォルフは語った。
「チームには自己満足にひたるような雰囲気はなく、今もスタッフ全員が向上し続けるという決意を持っている。ベストになるというメルセデスの野心に十分応えてくれる、活気あふれる集団だ」
「2019年シーズンはあと2戦が残っている。我々は最高の状態でシーズンを終えたい」
6度の世界チャンピオンとなったルイス・ハミルトンもウォルフの決意に賛同し、今後の2週間、力をゆるめるつもりは一切ないとして以下のように語った。
「自分はとにかく競争心が強いと思う。だからこそ『オーケー、あと2レース残っている、どうすればもっと良い仕事ができるだろうか。どうやって予選でより良い走りができるだろうか』と考えている」
「予選でポールポジションを獲るチャンスが、あと2回ある。どうすれば去年のシンガポールGPでのようなラップを引き出せるか考えているんだ」
「どちらのレースでもトップに立つためには、どう取り組んでいくべきだろうか、とね」
「僕は常に向上することだけを考えているし、このスポーツを心から愛している。素晴らしい居場所と人生の意義を与えてくれたF1に、心から感謝しているんだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |