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「我々は要望に応えただけ」ピレリ、新F1タイヤへの批判を受け付けず
2017年2月17日
ピレリのモータースポーツ責任者を務めるポール・ヘンベリーは、2017年に実施されるタイヤレギュレーションの変更の影響でレースが単調になったとしても、ピレリはFIAの要求に応え開発しているに過ぎないため、同社に批判を向けることは筋違いだと考えている。
17年のピレリタイヤはデグラデーションを低減すべく、大幅な設計思想の変更を行う。これにより、ドライバーたちはこれまでレース中に必要とされてきた慎重なタイヤマネージメントから開放され、ハードにプッシュできるようになるとみられている。
ヘンベリーは以前、ダウンフォースの大幅な向上を含む新レギュレーションにより、バトルの少ない単調なレースになってしまうのではと懸念を示していた。
ヘンベリーは、トリノで開催されたピレリのイベントで、17年に投入する新しいタイヤのコンセプトのせいで良いショーを提供できなかったとしても、その責任をタイヤサプライヤーに求めるべきではないと語った。
「すべての人を満足させることなどできないし、二手に別れた道を同時に進むことはできない。最初は求められたタイヤ(デグラデーションが大きいタイヤ)を提供したが、その方向を転換することになった」と述べた。
「我々はこのスポーツが求めることに従うだけだ。彼らが望むことを我々に教えてくれさえすればいい。依頼したものを提供されて、あとで批判するのは筋違いだ」
また、テストで使用されたモディファイ版の15年型マシンが、17年に想定されるダウンフォースレベルに達していないことにより、ピレリはシミュレーションデータの取得に遅れをとってしまったという。
「大きな課題として、我々は一定のダウンフォースレベルを想定しシミュレーションに取り組んだため、実際のマシンが万が一想定どおりのダウンフォースを発生しないという事態になれば、我々が意図したタイヤのパフォーマンスを発揮できない可能性が考えられる」
「モディファイされたテスト用マシンは、パフォーマンスレベルの面で問題があったが、我々にはシミュレーションデータがある」
「実際のマシンがこのシミュレーションデータにどれほど近くなるか分からないが、おそらくはデータ以上に、より速く走ることだろう」
17年シーズンはピットストップの回数が減り、レギュレーションの変更によってオーバーテイクの可能性が増える可能性もあるとヘンベリーは語った。
「ピットストップの回数は減るだろう。なぜならタイヤのデグラデーションを低減させたからだ」
「ピットインはタイヤのデグラデーションが進行するか、磨耗した時に行うものだが、新しいタイヤはどちらも低減させている」
「ワンストップ作戦が増えるだろうね。でももし我々が、マシンの空力パッケージに沿うタイヤを提供するならば、タイヤ表面がオーバーヒートせず、ドライバーがプッシュでき、シナリオどおりにオーバーテイクしやすくなるかもしれない」と述べた。
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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