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若い新人ふたりからプレッシャーを受けるリカルド

2016年2月8日

 2014年、ダニエル・リカルドはF1の新たなヒーローとしてシーズンを終え、英国オートスポーツからドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。しかし昨シーズンはレッドブルに加入したばかりのチームメイト、ダニール・クビアトを下回る結果となった。

 予選順位では12勝7敗とリカルドに軍配が上がったものの、2年前に4度のチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルを押し出すほどの速さを見せた彼には、2016年シーズンに向けて復調する必要がある。

 クビアトの強さについてリカルドは「彼には間違いなく天性のスピードがある」と評価する。

「僕はいつも高速コーナーを楽しんでいるし、肝っ玉には自信がある。でも彼はスピードで言えばかなり近いところにいる。双方とも調子がいいときには、僕の方が上だと思いたいね。けれども僕が高速コーナーで上回ると、彼もかなり拮抗してくる。僕に対抗してくるんだ。予選では多くの場合、僕は少しだけタイムを縮めることができる。だけど彼はフリー走行を通して、ためらうことなくスピードを上げていくから簡単ではなかった。けれど僕は常に自分が好調だと感じていたし、速く走るために必要なことはすべてやってきた」

 2015年シーズンでは、どちらのドライバーも士気を下げたことがあった。クビアトは序盤、自らの地位を確立できずに苦悩し、チームのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコから批判を受ける。リカルドはフラストレーションが走りに影響し、前年は優勝を果たしたカナダGPではポイント獲得すらままならなかった。

 リカルドは、当時のレッドブルが抱えていた問題を考えれば、クビアトがシーズン序盤につまづきを見せたことに驚きはなかったという。

「彼は、僕以降にデビューした若い世代の典型的な特徴を持っていたんだ。彼やカルロス(サインツJr)たちが当てはまる。彼らはいつも全力で、とても感性が鋭い。最初の何戦かは少し興奮しすぎていた。予選にしても何にしても、ミスが多かった。僕は結果を期待しすぎ、彼はマシンの力を過信しすぎていた。彼にとっては厳しいシーズンになりそうだと思っていたけれど、そこから好転してみせた」





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