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F1新シンクタンクに除外チームから怒りの声

2013年10月22日

LAT

 F1の新たなシンクタンク、“ストラテジー・グループ”の初会合に際し、メンバーから除外されたチームから不満の声が上がっている。

 新たなストラテジー・グループの会合が今週月曜に初めて行われ、新しいレギュレーションに関する話し合いがなされた。このグループは、FIA、フォーミュラワン・マネジメント、6チーム(レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ロータス、ウイリアムズ)の代表から成るものであり、これまでのテクニカルおよびスポーティング・ワーキンググループに代わるシンクタンクだ。

 このストラテジー・グループはF1の方向性について検討し、その決定はF1コミッション、その後にFIA世界モータースポーツ評議会に送られ、承認を受ける。

 しかしこのグループの問題点は、現在参戦する11チームのうち約半数がメンバーから除外されていることだ。

 FIAが6票、FOMが6票、チームが6票の権利を持つ中でレギュレーション変更が決められると、大多数のチームの希望とは異なる方向に進んでしまう危険が大きいとの声が上がっている。

 ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、このグループのメンバー構成では、チームの意見が通りにくいと危惧している。
「このシステムの危険なところは、この代表制度では、もし5チームが反対したとしてもそれを止められないことです」

 チームはF1コミッションにおいて規則変更を却下することが可能だが、それは好ましいやり方ではないと、フォース・インディアの副チームプリンシパル、ボブ・ファーンリーは述べている。

「もちろん、それぞれのチームはF1コミッションのメンバーであり、F1コミッションは却下する権限を有している。だがそれは建設的ではない」とファーンリー。
「チームの意見を一致させた後にF1コミッションに問題を送るべきだ」

 ファーンリーはTelegraph Sportに対して、ストラテジー・グループのシステムは非常に不公平であると語った。
「レースをするために、全チームが基本的には同じ金額を支払っている。なのにF1の方向性について、一部のチームには発言権が与えられない」
「ストラテジー・グループに関して一部チームが大きな懸念を抱いている。これは倫理にかなった統治の仕方ではない」

 ストラテジー・グループに対する不満は大きく、この組織に関してコンコルド協定におけるチームの合意は正式になされていないため、ここでの決定に対して法的に異議申し立てがなされる可能性もあるとみられている。




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