給油復活の検討も廃案。「マイナス要素ばかり」
2016年1月24日
シモンズはどんな形であれ、給油の復活はレースにマイナスな影響を及ぼすと考えている。
「現状ではレース前に戦略を決定することができるので、レースが始まってからはより俯瞰からの戦術を考えている」
「タイヤの状況を見ながらピットストップのタイミングを決める。予想通りのタイミングである必要はないし、ライバルたちの出方を見極めなければならない」
「給油をすることになったら、24周を走れるだけの燃料を入れて、24周走行する。それよりも早くピットに入ると、大きな痛手となる」
「振り返ってみると、給油を廃止してからはより良いレースができるようになった。これではまるで退化だ」
ウイリアムズのチーム副代表であるクレア・ウイリアムズも、シモンズと同様の意見だ。
「過去にも議題にのぼり、賛同を得なかった案なので、かなり驚いています」とクレア。
「けれども競技を改善していくために何が必要かを考える上では、こういった会話を続けていかなければなりません。少なくともコストの点で、ウイリアムズとしては給油の復活は望みません」
「マニュファクチャラーはハイブリッドパワーユニットに何億ユーロもの金額を投資してきて、道路関連産業とより関わりが深いのはこちらであるというのが、私個人の考えです」
「給油を復活させて、F1がガソリンを浪費するスポーツであるとの印象を植え付けるのは、その考えに反する。まったくもって反対です」と発言。給油復活にメリットは少ないと考えている。
(Translation:Akane Kofuji/オートスポーツweb )
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