ハース「グロージャンの能力は支払いに見合う価値がある」
2016年4月8日
ハースF1チームはペイドライバーを抱えずに、ロマン・グロージャンの経験を評価して契約を結んだことの正しさが、グロージャン自身のパフォーマンスによって証明されているという。
フランス人ドライバーのグロージャンはチームのデビュー戦となったオーストラリアGPで6位、次戦のバーレーンGPでも5位につけて連続で入賞し、18ポイントを獲得した。ハースはコンストラクターズ・ランキングで5位となり、これはシーズン終了時に分配される賞金の面で重要な意味を持つことになる。
いくつかの小規模チームはF1で活動を続けるための資金源としてペイドライバーと契約しているが、ハースはこれを拒否し、グロージャンを雇用した。チーム代表のギュンター・シュタイナーは、グロージャンを以下のように評価している。
「グロージャンは、すでに支払いに見合うだけの働きをしていると思う。能力に定評のあるドライバーが必要だった。他のペイドライバーだったら、今のポジションは得られていなかったかもしれない。そして『材料は良かったのだろうか?』『マシンは良かったのだろうか?』と自問することになっていただろう。グロージャンが頑張ってくれるおかげで、何がどうなっているかが分かる。自分たちがどの位置にいるかも分かる。力量のあるドライバーを雇って成し遂げたかったことが、それなんだ」
グロージャンは舞台裏でも影響力を発揮している。プレシーズンテスト中にはチームが周囲に追いつけるよう、自分自身も夜遅くまでガレージにとどまり、メカニックたちが他の作業をしている間にシートの準備まで行っていた。シュタイナーによるとエステバン・グティエレスも同様で、彼らの積極的な関わりがハースにとって有益になっているという。
「グロージャンはここ数戦だけでなく、全般的に重要な役割を果たしている。彼がマシンの状態が良いとか、以前に乗っていたものと同じくらい良いなどと言うと、自信が持てる。自分たちの位置は、彼に聞くことにしている。エステバンも同じように素晴らしい仕事ぶりを見せていて、ふたりはとても良いコンビなんだ」
(Translation : Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |