McLaren関連記事
ホンダ密着:タイヤの最低内圧が原因?ペースを取り戻したアロンソがQ3進出
2016年9月18日
苦戦していた金曜日に続いて、土曜日のフリー走行3回目でも、2台のマクラーレン・ホンダはグリップ力をなかなか得ることができず、トップ10外でセッションを終えるという厳しい時間を過ごしていた。
ところが、予選になると状況が一変。ジェンソン・バトンは6番手、フェルナンド・アロンソも9番手と2人そろってトップ10内でQ1を通過していた。しかし、長谷川祐介総責任者は、「ドライバーはP3までずっと不満でしたが、予選になって初めてクルマに満足していました。ただ、クルマのセットアップは大きく変えていないので、正直、なぜ急に速くなったのかわからない」と、結果は歓迎しつつも、状況には首を傾げていた。
考えられる要因は、ピレリが指定しているタイヤの最低内圧が、金曜日から土曜日にかけて下がったことである。金曜日のリヤタイヤの最低内圧は17.5psiだったが、土曜日は16psiに下げられた。フロントタイヤは20psiのまま変更はされなかったので、セットアップを変えなくとも、トラクションのかかりが良くなったのではないだろうか。
もうひとつは、路面温度が下がったことも要因の一つとして考えられる。公式に発表されている数字自体は、フリー走行3回目の開始時の路面温度は36℃で、予選Q1の開始時は34℃だから、その差は2℃。さらに金曜日の午後9時半からスタートしたフリー走行2回目のスタート時の路面温度は33℃だから、数字上はそれほど下がっていたわけではない。
ただし、土曜日のシンガポールは珍しく曇天だった。FIAが発表する路面温度の計測地点は日陰だった場合、金曜日のコース上の路面温度はもっと高かったはずである。
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |