F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1代表がマクラーレンとのPU契約終了について語る「技術提携拡大を提案したが、彼らは関心を示さなかった」

2019年10月4日

 ルノーF1はマクラーレンとの技術パートナーシップの拡大を望んでいたが、マクラーレンは関心を持たなかったと、マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは説明した。マクラーレンとルノーは、2020年末までの現パワーユニット(PU/エンジン)契約を更新しないことを決めた。


 マクラーレンは2021年からメルセデスのパワーユニットを搭載することを決定、2024年末までの契約を結んだことが、ロシアGPの週末に発表された。


「マクラーレンはカスタマーとしてのシンプルな関係を望んでいる。我々の提案は緊密なパートナーシップを構築することだった」とアビテブールは語った。


「それにより多くのパーツやエンジンの統合、シャシーのパッケージングといったことを共有するというものだ。だがそうはならなかった」


「全体的なマシンのパフォーマンスにおける我々の立ち位置を見ると、マクラーレンに非常に近く、我々同士の差はほとんどない。だが我々とトップチームの間には壁がある。我々とポールポジションの間には1.8秒程度の差があるのだ」


「そうした差をともに削減することをこの関係の目的にできたかもしれないと私は思っている。機材やパッケージング、設備の面でいっそうの相乗効果を生み出すのだ。また、F1が標準パーツやオープンソースパーツ、デザイン規定の厳格化などによって進もうとしている方向性を考えると、力を合わせてともに努力できる数多くのチャンスがある。コース上で競うなかで、トップとの差をともに縮めるのだ。それが我々のアプローチだった」


「それが私が戦略的パートナーシップについて話をしている理由だ。それは彼らがルノーのジュニアチームやBチームになるという意味ではない。そうならなかったことは確かだし、我々の方でも検討したり試そうとしたことすらなかった。だが我々のアプローチにマクラーレンはほとんど関心がなかった」
「我々は自分たちの指針、価値、また我々の技術とエンジンの価値だと信じているものについて忠実でいる」

ルノーF1のマネージングディレクター、シリル・アビテブールと、マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウン
ルノーF1のマネージングディレクター、シリル・アビテブールと、マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウン

 アビテブールは、マクラーレンとルノーのパートナーシップについて、フェラーリとハースのそれとは異なるものにすることを提案していたと語っている。


「そういうわけでチャンスは失われた」とアビテブールは嘆いた。「だが我々はやらなければならないことを分かっているし、すべての側面で独立独歩のチームとして進んでいくために、完全な準備ができている」



(grandprix.com)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号