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ホンダ田辺TD「アップデート版パワーユニットは初日から問題なく機能。ポジティブな結果を得た」:F1ロシアGP金曜

2018年9月29日

 2018年F1ロシアGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=12番手/2=8番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1=19番手/2=16番手だった。


 今回ホンダはパフォーマンスと信頼性の向上のために改善を施したパワーユニット(PU)/エンジンを投入した。ガスリー車には6基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、5基目のMGU-Kを搭載、ハートレー車には7基目のICE、6基目のターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、4基目のコントロールエレクトロニクスを搭載。これは1シーズンに使用できるエレメント数を超えての交換であるため、2台はペナルティとしてグリッド後方に降格される。


 FP1、ガスリーはウルトラソフトタイヤ、ハートレーはソフトタイヤでコースインし、インスタレーションラップを1周走った後、ハートレーもウルトラソフトに替え、セッティングを進めていった。ガスリーが1分36秒944で12番手、ハートレーが1分37秒944で19番手だった。


 FP2では2台はハイパーソフトタイヤで予選ラップのシミュレーションを行い、ガスリーが1分35秒137、ハートレーが1分36秒024の自己ベストタイムをマーク。その後、ガスリーはウルトラソフトタイヤで、ハートレーはソフトタイヤで順調にプログラムを消化した。


■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
 今日は2台のマシンにアップデートしたパワーユニットを搭載して走行しました。これによりドライバーは日曜のレースでグリッドペナルティを受けることになります。


 新たなパワーユニットをSTR13に搭載して走った初めてのセッションで、FP1、FP2と実際のトラックを走る中で、PUのセッティングを進めました。一部最適化を要する部分はありましたが、総じて問題なく、ポジティブな結果を得られた一日だったと感じています。



(autosport web)


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