F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ責任者、クビカの能力を賞賛。「走行距離を積めば現在のF1に順応できる」

2018年1月13日

 2017年11月に行われたテストにウイリアムズF1から参加したロバート・クビカは、新しいタイヤに順応することに苦労していたという。これについてピレリのカーレーシング部門責任者であるマリオ・イゾラは、クビカはより多くの走行距離が必要であったと語っている。


 F1への奇跡的な復帰を目指していたクビカは、アブダビで行われたテストで有力候補とされるロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンと競うこととなった。このテストの後に、クビカ復帰の可能性は薄くなったとBBCのアンドリュー・ベンソンは主張する。


 クビカがピレリの最新スペックのラバーに適応できずに苦労していたことに、ウイリアムズのスタッフが不安を覚えたことから、ランス・ストロールのチームメイトにはシロトキンが選ばれたと見られており、近いうちに発表があるという。


 しかし、イゾラはクビカの能力とフィードバックを賞賛しており、新たなタイヤとコンパウンドでより多くの走行距離と経験を積む必要があったと話している。イゾラはモータースポーツ情報サイトのRACERに、以下のように語った。


「長期間にわたってF1に乗っていなかったとしても、ロバートは多くの経験を持つプロフェッショナルなドライバーだと私は信じている」


「彼はきちんと感じ取っていた。私がタイヤについての意見を求めたところ、彼はパフォーマンスやデグラデーション、ドライビングのしかたなどについて正確な考えを持っていた」


 イゾラは、長期間レースから離れていたドライバーに対し、不慣れな特性にすぐさま順応することを期待しすぎたのだと懸念している。


「彼は6、7年にわたってF1には乗っていなかったのだし、ダウンフォースやタイヤなど多くの要素によって、彼がF1を離れたときのマシンと今のマシンは大きく異なるものになっている。彼は2011年の始めに、バレンシアでのプレシーズンテストで我々のタイヤを使ったことがあるので、まったくの初めてだというわけではない。(当時は)素早く順応することができていた」


「(同じ状況で)マシンに乗ったドライバーが、これまで多くのテストやレースに関わってきたドライバーよりも速いと思い込んではいけない。順応する時間を与えて、ポテンシャルをフルに見せてもらいたい。私は、彼(クビカ)は今でも速いドライバーだと信じている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Akane Kofuji)




レース

5/24(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/25(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/26(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン169
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス113
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ71
7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
9位BWTアルピーヌF1チーム2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP