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F1エミリア・ロマーニャGP FP1:ウエットコンディションのなかルクレールとサインツが1-2。角田は9番手

2022年4月22日

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。


 ヨーロッパラウンド初戦のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)でのF1第4戦エミリア・ロマーニャGP。今季最初のスプリント予選が開催される週末でもある。しかしイモラは朝から雨。現地時間午後1時30分からのフリー走行1回目も、雨のセッションとなってしまった。気温11.5度、路面温度14.8度と、この季節としてはかなり低温のコンディションだ。


 セッションが始まっても、各チーム様子見。開始後4分に最初に出て行ったのは、アルファロメオのバルテリ・ボッタスだった。タイヤはフルウエットだ。コース上にはところどころに水たまりが見られ、できれば走りたくない。しかしこのセッション終了2時間半後には、予選が待っている。このわずか60分のセッションで、予選、スプリント予選、レースに向けてのセッティングを決めなければならない。


 ボッタスに続いて全車がフルウエットでコースに出て行くが、ルクレールやニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、サインツらが次々にスピンやコースオフを喫した。まだ序盤とはいえ、角田がフェラーリやレッドブルに割って入って、総合3番手の速さを見せている。直後にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)が、角田をしのぐタイムを出した。ただし両者の差は、わずか100分の6秒差だ。


 サインツにエンジニアが、「まだインターミディエイト(浅溝タイヤ)では行けないか」と打診すると、「あと10分くらいだね」と返した。するとアストンマーティンはセバスチャン・ベッテルに真っ先にインターを履かせた。ベッテルはすぐに、4番手タイムをマーク。それを見てランド・ノリス(マクラーレン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)もあとに続いた。


 とはいえコース上にはまだ水が溜まっている箇所がいくつもあり、終了20分前でもフルウエットとインターの割合は半々といったところだ。しかしその後上位勢も次々インターを履き、サインツがトップタイム。ルクレール、フェルスタッペンが2、3番手に続いた。ハースのケビン・マグヌッセンが4番手と健闘している。


 セッション終盤には、全車がインターを装着。最終的にルクレールが1分29秒402で首位に立った。2番手はサインツ、3番手フェルスタッペン、4番手マグヌッセン、そして5番手には同じハースのミック・シューマッハーが付けた。6番手セルジオ・ペレス(レッドブル)、7番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、8番手ベッテル。9番手角田、10番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)。ガスリーは12番手、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は18番手だった。ボッタスは終了直後にターン12でコースオフを喫し、フロントからバリアに突っ込んだが11番手となっている。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

ケビン・マグヌッセン(ハース)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ)

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)



(Kunio Shibata)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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