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ホンダ甘口コラム スペインGP編:パワーユニットの4戦連続使用を“ほぼ”達成

2016年5月21日

 マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回は第5戦スペインGPを、ふたつの視点でジャッジ。

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 スペインGPの金曜日、週末に向けた抱負を語っていた長谷川祐介総責任者が「ちょっと、(心配なことも)あるんですが、これはレースの後に話したほうがいいかな」と言って、言葉を濁した場面があった。その心配とは、スペインGPでフェルナンド・アロンソのパワーユニットが4グランプリ目に突入していたことだった。

 7年ぶりにF1に復帰したホンダは信頼性に悩まされ、パワーユニットのトラブルが相次いだ。昨シーズン、ホンダが投入したパワーユニットはもっとも多いコンポーネントで12基(ジェンソン・バトンのTCとMGU-H)。19戦で争われた昨シーズンの年間使用基数は4基だったが、1年目ということでホンダだけ5基まで使える特権を得ていた。にもかかわらず、ホンダはその2倍上のパワーユニットを使用していた。もちろん、その中にはポイントが取れそうなサーキットでフレッシュなエンジンを投入するために敢えて新エンジンを投入するという戦略的な使用もあったが、チャンピオンチームのメルセデスAMGが4基で19戦を戦いきったことを考えると、12基という数字は、ホンダのスタッフにとって屈辱的だったに違いない。

 当然のことながら、昨年は一度も4グランプリ連続で使用されることはなかった。1グランプリの距離はフリー走行からレースまで約700km。つまり、4グランプリ連続で走りきるためには2800km分の耐久性が必要となる。

 シーズンオフの間、ホンダは懸命に信頼性回復に努め、プレシーズンテストで飛躍的に向上させていた。ただし、このテストではマイナートラブルに見舞われ、1基で4グランプリ分の距離を走りきることができなかった。さらにアロンソのパワーユニットは開幕戦のクラッシュで大破。バトンも2戦目のバーレーンGPのレース中にトラブルに見舞われて、交換を余儀なくされていた。



レース

12/6(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
12/7(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
12/8(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※カタールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン429
2位ランド・ノリス349
3位シャルル・ルクレール341
4位オスカー・ピアストリ291
5位カルロス・サインツ272
6位ジョージ・ラッセル235
7位ルイス・ハミルトン211
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ68
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※カタールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム640
2位スクーデリア・フェラーリ619
3位オラクル・レッドブル・レーシング581
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム446
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム92
6位BWTアルピーヌF1チーム59
7位マネーグラム・ハースF1チーム54
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

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