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【無線ハイライト】再び怒り心頭のベッテル「彼は本当に何をやってるんだ?」

2016年5月17日

 2016年F1第5戦スペインGP、スタート直後にメルセデスの2台がリタイア。早々に優勝候補が脱落したことで、レースはレッドブルとフェラーリの2チームが争う事に。今回は3ストップ戦略を選んで接戦バトルを繰り広げたセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドの無線を中心に振り返る。

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「XXX! 僕が避けなかったら、彼は僕のクルマに突っ込んでいた! 本当に何をやってるんだ? レースか? それともピンポンか!?」

 59周目、ターン1で鋭くインを突いてきたダニエル・リカルドのアタックに対して、すんでのところでかわしたセバスチャン・ベッテルは怒り心頭だった。中国、ロシアとスタート直後のアクシデントにより勝負権を失っただけに、危険なドライビングには敏感になっている。

「もし僕がドアを開けていなければ、クラッシュしていた。あの瞬間はカッとして文句を言ったけど、それは彼のアタックに対して僕が行動しなければクラッシュしていたからだ」

 レース終盤、ベッテルはリカルドからの猛攻に晒されていた。ソフトタイヤを履いた第1スティント、第3スティントではレッドブルを大きく上回るペースで走っていて、その純粋な速さを最大限に生かして「3回ストップ」作戦でリカルドをアンダーカットし、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンをかわして勝利をつかみとるつもりだった。

 しかし、予定は大きく狂ってしまった。

「ソフトではクルマはすごく良かったし、簡単にレッドブルより0.5秒以上速いペースで走れた。でもミディアムでは、あまり良くなかった。なぜなのかはわからないけど、リヤがすごくナーバスだったんだ」

 3位でチェッカーを受けたベッテルは、チームの全員に聞こえるように無線で話した。





レース

5/4(土) フリー走行 1:30〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/5(日) スプリント 1:00〜02:00
予選 5:00〜
5/6(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

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7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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