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ピレリ、多岐に渡った中国GPのタイヤ戦略。ハミルトンは、5ストップ戦略で7位
2016年4月18日
2016 中国グランプリ 決勝
大半のドライバーが3ストップ戦略を採った中、2ストッパーのロズベルグが連勝を継続
シーズン中でも屈指の厳しいサーキットで、広範囲に渡るタイヤ戦略が展開
2016年4月17日、上海
メルセデスのニコ・ロズベルグが、シーズン中でも屈指のチャレンジングでアクション満載となった中国グランプリを、ポール・トゥー・ウィンで制しました。3ストップ戦略が主流となりましたが、その内容は多岐に渡りました。ロズベルグは、ソフト − ソフト − ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略で優勝しました。6位に入賞したウィリアムズのフェリペ・マッサも同じ戦略を採りました。
メカニカルトラブルの影響で最後尾からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、5ストップという全く異なる戦略で7位を獲得しました。合計13名のドライバーが、使用可能な3種類のコンパウンドを全て使用し、今シーズンのレギュレーションによって戦略の幅が広がったことを印象付けました。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「ピレリがタイトルスポンサーを務めた2016年中国グランプリは、大半のチームが十分なドライ走行ができないまま決勝を迎えたため、戦略の予測は難しい状況でした。しかし、ロズベルグとメルセデスは、ソフトタイヤでスタートを切り、適切な戦略を遂行しました。ソフトタイヤによるスタートは、予選の時点から戦略が開始されていたことを物語っていました。上海はシーズン中でも屈指の厳しいサーキットですが、ロズベルグは2回のストップのみで優勝しました。2位以下では広範囲に渡る戦略が見られ、今シーズンのレギュレーションである3種類のコンパウンド選択を、各チームが如何に活用しているかを示していました」
コンパウンド毎のラップタイム上位:
■ミディアム
1位 ロズベルグ 1分40秒418
2位 ハミルトン 1分40秒662
3位 リカルド 1分41秒015
■ソフト
1位 フェルスタッペン 1分40秒399
2位 ロズベルグ 1分40秒580
3位 ナッセ 1分40秒582
■スーパーソフト
1位 ヒュルケンベルグ 1分39秒824
2位 グロージャン 1分39秒923
3位 バトン 1分40秒298
最長スティント:
ミディアム28周(ペレス)
ソフト21周(ベッテル)
スーパーソフト13周(ベッテル)
Truthometer:
我々の予測した最速戦略は、スーパーソフトでスタート、11周でソフトへ、26周でソフトへ、41周でソフトへ交換する3ストップ戦略でした。しかし、ロズベルグはソフトでスタートすることになったため、16周でソフトへ、31周でソフトへ、そして46周でスーパーソフトへ交換する3ストップ戦略を想定していました。結局、ロズベルグは、16周でソフトへ、39周でミディアムへ交換する2ストップ戦略を採りました。
(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |