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【2025年F1チーム別プレビュー/マクラーレン】ダブルタイトルを狙うなか、ドライバーの管理が難題に
2025年3月13日
2025年F1シーズンが3月14〜16日のオーストラリアGPで幕を開ける。10チーム、そして20人のドライバーたちは、今シーズンどのような活躍が期待され、どのような課題に直面するのか。長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏の見解を、チーム別にお届けする。今回は2024年コンストラクターズ選手権を獲得したマクラーレンに焦点を当てる。
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■マクラーレン:スタートダッシュを決められれば、連覇は狙える
2024年に続いてコンストラクターズタイトルを獲得し、さらに2008年以来となるドライバーズタイトルも加えることが、マクラーレンが公言している目標だ。昨シーズン後半のパフォーマンスから考えれば、ザク・ブラウンと彼のチームがこれを達成する可能性は高い。
前年型マシンの論理的な進化形のマシンで戦うマクラーレンが、究極の目標を達成するためには、ここ数年とは異なり、シーズン初めから好スタートを切る必要がある。だが、アンドレア・ステラ代表にとって最大の課題は、昨年と同じようにドライバーふたりが協力し合う状態を維持することかもしれない。ふたりのポイント差が大きければ、比較的彼らをコントロールしやすくなるが、今年はそうなる可能性は低い。

■ランド・ノリス:強敵フェルスタッペンに立ち向かえるか
ノリスは2024年のミスから学び、厳しい状況下でマックス・フェルスタッペンを相手に強硬な姿勢で戦うことができるだろうか。ノリス自身は、自分にはその準備ができていると断言しているが、実際にそうなのかどうかは、今年、接戦になったときに彼がどう行動するかによって分かるだろう。
おそらくノリスは今年非常に競争力の高いマシンで走ることになるため、昨年の敗北の雪辱を果たすチャンスをなんとしてもつかもうとするだろう。しかしチームメイトとの戦いという点では、ノリスはフェルスタッペンよりもはるかに困難な状況に置かれると予想され、その点が不利に働く。

■オスカー・ピアストリ:サポート役から逃れるには序盤が肝心
F1での3年目のシーズンを迎えるピアストリは、開幕戦から最低でもノリスに匹敵するレベルのパフォーマンスを発揮し、タイトル争いをする能力があることを示す必要がある。それができなければ、彼はチーム内でサポート役に追いやられる可能性があるからだ。
チームメイトよりも強硬なドライビングをするピアストリは、序盤から優位に立ち、タイトル争いにおいてチームを自分の味方につけたいと考えているだろう。若いわりに成熟した頭脳を持つドライバーだけに、重要な局面でしっかり実力を発揮してみせるはずだ。彼の成功の鍵となるのは、一貫性をさらに高めることができるかどうかだ。


(text:Luis Vasconcelos)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 23:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

