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レッドブルのホーナー代表「ハイダウンフォースの選択が裏目に出た」/F1第15戦オランダGP
2024年8月28日
レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チームがマックス・フェルスタッペンのRB20のダウンフォースレベルを最大にして走らせることにしたために、オランダGPウイナーのランド・ノリスと比べてフェルスタッペンがペース不足に陥ったと述べた。
ストレートスピードの違いは、ノリスが18周目の始まりで簡単に首位を奪ったときに明らかになった。また、そのラップではノリスが通常よりもずっと多くバッテリーパワーを節約し、ターン13の出口からスタート/フィニッシュラインまでフルパワーで走行できたのに対し、フェルスタッペンは数百メートル前にバッテリー切れになっていたことからも指摘できるだろう。
ホーナーは、「彼らは今日、非常に速かった。彼らを称賛するべきだ」と難なく認める。
しかし、フェルスタッペンの相対的なペースの遅さという点について、ホーナーは次のように語る。
「デグラデーションがかなりひどくなると予想したため、我々はダウンフォースレベルを最大限にした」
「だが、これはちょっとした賭けだった。デグラデーションがもっと大きかった場合は、それをコントロールするのに役立つと感じていた。結局、デグラデーションは非常に小さかったため、マックスにとってはストレートで遅くなっただけだった。ハイダウンフォースの選択が裏目に出たのだ」
レースのかなり早い段階から、レッドブルのピットウォールではノリスを倒すのが非常に難しいことが明らかになっていた。ホーナーは次のように続ける。
「マックスはスタートで難しい部分をこなし、素晴らしい蹴り出しで戦い始めた」
「もちろん、最初のコーナーでリードし、DRS圏内から出ることができたが、かなり早い段階でランドが彼の後ろでとても快調に走っているのが分かった。そして我々はストレートで遅く、彼にはスピードがあったので、かなり簡単に彼を追い抜いた」
それだけでは、レース終盤にフェルスタッペンがノリスに20秒以上の差をつけられていた理由を説明できないが、ホーナーはその大きなタイム差について説得力のある説明を加える。
「マックスはただレースをコントロールしていただけだったのだ。その時点から、マックスの目標は2位を維持することだった。彼は今日、ランドに勝てないと分かっていた」
「レース前にも、もっとも重要なことは、彼らに勝てないなら確実に残りのドライバーたちには勝つということだ」と明かし、次のように認めた。
「ある時点ではピアストリが急接近し、ラッセルを抜いてルクレールの後ろに追いつくのではないかと心配していた。しかし、その後彼はペースを失い始めたので、我々は充分にカバーすることができたと言えるだろう」
チームが完敗したこの日、ポジティブな面を見つけようと、ホーナーはこう付け加えた。
「今日行ったことのメリットは、2台のマシンを異なる仕様で走らせたことだ。そのために今日は多くのデータを得ることができた。しかしこれからは、そのデータとドライバーのフィードバックを理解し、活用することが重要になる。マックスは、問題を感じている部分と、改善する必要がある部分を非常に明確に認識しているよ」
(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

