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ユニークなアイディアを手放したメルセデスの復調【2024年F1前半戦アップデート総括】
2024年8月13日
全24戦が開催される2024年F1も14戦を終えサマーブレイクを迎えた。そこで、F1ジャーナリストの尾張正博氏が前半戦での各チームのアップデート投入状況を振り返り、『個人的に印象に残った各チームのベストアップデート or ワーストアップデート』について全6回で綴ります。
第2回となる今回は、第14戦ベルギーGP終了時点でコンストラクターズランキング4位につけるメルセデスをお届け。
* * * * * * *
今季開幕前のプレシーズンテストから採用していたメルセデスのフロントウイングのユニークなアッパーフラップ。一番上の4枚目のフラップ(写真内矢印部分)が、セパレータの部分からノーズに向かって、急激に細くなっている。
レギュレーションを守りつつ、フロントタイヤ内側の乱流を解消させようというアイディアだったが、いざ開幕すると、このアイディアは功を奏することはなかった。
するとメルセデスはこのコンセプトに見切りをつけ、第8戦モナコGPに改良型のフロントウイングを持ち込んだ。モナコGPではジョージ・ラッセルのみに投入され、続くカナダGPではルイス・ハミルトンにも導入した。
メルセデスはこの後、数戦に渡ってさまざまなアップデートを導入。オーストリアGP、イギリスGP、ベルギーGPでの勝利にもつながった。メルセデス復調のきっかけという意味で、このモナコGPの改良型フロントウイングはメルセデスのベストアップデートに挙げたい。
逆にワーストアップデートは、ベルギーGPでの新型フロア。結局、メルセデスはこの新型フロアの使用を断念し、旧型フロアで予選に臨み、ハミルトンが4番手、ラッセルが7番手に終わった。
にもかかわらず、レースではワンツーフィニッシュ。トップチェッカーを受けたラッセルは重量違反で失格となったが、もし新型フロアが機能していれば、今シーズン初のワンツー・フィニッシュを実現していたかもしれないだけに、このアップデートの不発による代償は大きなものとなった。
(Masahiro Owari)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 23:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

