タイトルを考えたノリス「首位を譲るのは辛かったが、僕はチームプレイヤー」/F1第13戦
2024年7月22日
2024年F1ハンガリーGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは、ポールポジションからスタートし、チームメイトに続く2位を獲得した。
スタートで2番グリッドのオスカー・ピアストリを牽制するような動きをした後、ピアストリ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろ3番手に後退。しかしフェルスタッペンがコース外を使って前に出たためにノリスにポジションを戻し、4周目からノリスは2番手を走行した。
その後、ずっとピアストリの後ろを走り続けたノリスだが、2回目のピットストップの際に、チームが、後方のドライバーたちからの脅威を防ぐために、ピアストリよりもノリスを先にピットに入れた。ピアストリは2周後にピットストップをしたところ、ノリスがチームメイトをアンダーカットする形で前に出た。
チームはピアストリを首位に戻す計画で、ノリスに対して繰り返し、ポジションを譲るよう求めたが、ノリスはチームの指示よりもはるかに速いペースで走り続け、ピアストリをどんどん引き離し、ついにその差は6秒に達した。チームからの無線には緊迫感が漂っていたが、レース残り3周というところでノリスはペースを落とし、ピアストリを前に出した。
ノリスはドライバーズランキングで現在2位。首位フェルスタッペンとの差は76点に縮まった。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(70周/70周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
チームにとって素晴らしい日だ。初優勝のオスカーに心からおめでとうと言いたい。僕としてもハッピーだ。僕たちが実力で勝利を収められるようになるまで、長い道のりだったが、今日それを成し遂げた。
オスカーは素晴らしいスタートを決めて、レースをコントロールした。良い仕事をしたと思う。彼が優勝するのは時間の問題だった。
僕たちがここまで来られたのはチームの努力のおかげだ。どんなに感謝してもしきれない。これからも毎週優勝を目指してプッシュし続けよう。
(チームオーダーに従ったことについて会見で語り)このスポーツでは、時には自分勝手にならなければならない。自分を最優先しなければならないんだ。でも、僕はチームプレイヤーでもある。だから、あの時、僕の心はかなりおかしくなっていた。
マックスとのポイント差はかなり大きいじゃないか、と言う人が多いだろうけど、レッドブルとマックスが今日のようなミスを犯し続け、僕たちが改善し続ければ、状況を好転させることができる。だからまだ楽観的なんだ。
そういうわけで(首位を譲るのは)簡単ではなかった。でも、僕は自分の状況を理解していて、最終ラップまでには必ずやるつもりでいた。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |