夢のF1初優勝を達成したピアストリ、チームオーダーに翻弄され「緊張したが、チームが正しいことをしてくれた」
2024年7月22日
2024年F1ハンガリーGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは、チームメイトのランド・ノリスとの戦いの末にF1初優勝を挙げた。
2番グリッドからノリスの前に出てトップに立ったピアストリは、ノリスを引き離していき、1回目のピットストップ後もピアストリがリードした。2回目のピットストップの時期には両者の差は約2秒だったが、チームはノリスを先にピットに入れ(45周目)、ピアストリはその2周後にピットに呼ばれた。これによりピアストリはノリスにアンダーカットされ、約3秒後ろでコースに復帰した。
チームは前を走るドライバーを優先して有利な戦略で走らせることが多いが、マクラーレンは後方のドライバーたちからの脅威を防ぐために、ノリスを先にピットに入れた。
チームはノリスに対してポジションを入れ替えるよう、繰り返し求めたが、ノリスはチームの指示よりもはるかに速いペースで走り、ピアストリをどんどん引き離し、ついにその差は6秒に。しかしノリスはレース終了3周前にピアストリを前に出したため、ピアストリはF1初勝利を飾ることができた。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(70周/70周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
とても特別な日だ。子どものころからこの日のことを夢見てきた。F1の表彰台の最上段にマクラーレンとともに立つのは素晴らしい気分だよ。
終盤、少しややこしいことになったかもしれないね。でもレースのスタートで良いポジションをつかみ、そこからレースをコントロールした。
素晴らしい仕事をして、最高のマシンを用意してくれたチーム全員にお礼を言いたい。マクラーレンでレースをするのはとても楽しい。僕がF1の世界に入る機会をくれたこのチームには感謝してもしきれない。18カ月で共に勝利を収めることができるなんて、信じられない気分だよ。
(formula1.comから、ノリスとのポジションスワップについて聞かれ)状況が長く変わらないと、それだけ緊張が増す。でもチームがうまく実行してくれた。正しいことだったと思う。僕はスタートで良いポジションに身を置いたんだ。戦略が異なり、確かに最後のスティントで僕のペースは思ったほど速くなかったかもしれない。それでもこれを成し遂げられる正しいポジションにいたのは間違いないし、チームがうまく実行してくれた。
(autosport web)
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予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |