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「ある時点で接戦が起きるのは必然」レッドブルF1代表は接触したフェルスタッペンを擁護、今後も争いは続くと予想

2024年7月2日

 レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、第11戦オーストリアGP終盤のランド・ノリス(マクラーレン)とのバトルにおけるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の行動と、自チームの戦略、およびレース運営を擁護した。


 フェルスタッペンは第2スティントの終わりまでこのレースでの勝利を確信していたようだ。しかしその後、ピットストップで左のリヤタイヤが外れないトラブルがあり、アウトラップではミスをした。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGP 2回目のピットストップに向かうマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


 ホーナーは、フェルスタッペンとノリスの衝突について、次のように説明した。


「マックスはタフなレーサーだと思うし、彼らもそのことを知っている。ランドは昨日(土曜日)の埋め合わせをしようとしていたと思う。おそらく数レースの間、この高まりを見ることになるのは必然だった。ある時点で、ふたりの間で接戦が起きるはずだった」


 またふたりのドライバーの人間関係は、この一件の影響を受けないと擁護した。


「彼らは明日はパデルをプレーしないかもしれないが、きっと話し合いをするだろう。彼らはふたりともタフなレーサーで、物事をオープンに話し合うだろう。その点については疑いの余地はない。ドライバー間の関係はグリッドの上下で変わる。最終的には尊敬の気持ちがあること、それが一番大切なことだ。激しい競争をしていると、必然的に友情にプレッシャーがかかるものだ」


 そしてホーナーもこの戦いはしばらく続くだろうと考えており、「イギリスGPは、ここ数レースで見てきたテーマが続くだろう」と予想している。

タイヤがパンクしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)と接触し、タイヤがパンクしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


 フェルスタッペンは、オーストリアGP中のレッドブルの戦略を強く批判していたため、ホーナーがフェルスタッペンを擁護したのなら、チーム代表は自身のチームを守るためにも行動したということになる。


「我々はミディアム、ハード、ハードを視野に入れてレースに臨んでいた」とホーナーは説明した。


「彼が言っているのは、2回目のピットストップのことだと思う。なぜなら、ノリスをカバーするためにピットストップを延長することもできた。我々のほうがノリスより速かったので、そうするのは理にかなっていた。セーフティカーの運が悪いと、トラックポジションを失うことになるからだ」


「ランドに対してペースがあった間、我々はギャップを維持し、広げることができた。時にはそうすることが戦術的に理にかなっている。おそらく、新品のハードではなく新品のミディアムを使った方がよかっただろうが、後知恵はいつだって正確だ」


「しかし、今週末のマシンのペースは非常に強力だった。我々は2回のポールポジションを獲得したし、彼がスプリントレースと決勝レースでトップを走れなかった周回数は9周だ。チャンピオンシップでのリードを広げ、コンストラクターズ選手権でのリードも広がったと思う。だから、勝利は得られなかったものの、完全に悲惨な結果だったわけではない」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGPスプリント予選 トップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGPスプリント マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGP予選 ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Grandprix.com)


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