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接触リタイアにノリス「あれ以上どうしようもできない」ピアストリは2位にがっかり/オーストリアGP決勝
2024年7月1日
レッドブルリンクで行われた2024年シーズン3度目のスプリントで、ふたりのドライバーを表彰台に送り込んだマクラーレン。この名門チームは、6月30日に実施されたF1オーストリアGPの決勝でその再現を狙い見事、オスカー・ピアストリが2位を獲得した。一方、レッドブルのマックス・フェルスタッペンと優勝争いを繰り広げたランド・ノリスは、接触ののちリタイア(20位完走扱い)に終わった。
自身4度目となるポディウムフィニッシュを飾ったピアストリは、予選でのトラックリミット違反により3番手のポジションを失い7番手から決勝レースに臨んだ。スタート直後、彼はターン1でシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触しながらも順位をキープ。序盤のうちにターン6でセルジオ・ペレス(レッドブル)をかわして6番手に浮上した。
レース後半の51周目、2度目のピットストップでハードタイヤからミディアムタイヤに戻したピアストリは5番手となる。同じラップにピットインしたチームメイトのノリスは、スタートから一貫して“ターゲット”としてきたフェルスタッペンとのギャップを縮め、バトルに持ち込む。
終盤の65周目、ターン3で首位フェルスタッペンと2番手ノリスが接触。フェルスタッペンは左リヤタイヤがパンクしただけだったが、ノリスは右リヤタイヤに加えマシンにもダメージを受けており、ここでリタイアとなってしまった。ノリスのリタイアは今シーズン初めてだ。
一方、トップ2が脱落したことで3番手に順位を上げたピアストリは、先行するカルロス・サインツ(フェラーリ)をコース上で攻略して2番手に。さらに、トップに立ったジョージ・ラッセル(メルセデス)を追いかけたが周回数が足りず、最終的に2位でレースを終えることとなった。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
決勝=2位(71周/71周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
「F1での表彰台はこれで4度目だ。だけど、初優勝まであと少しだったのは、ちょっぴり痛かったね!」
「もちろん、とてもいいポジションだしポイントを稼ぐことができた。レース後半はとても力強い走りができたから、全体的には表彰台に上がれたことに満足している。ただ、これだけ(トップと)近いとがっかりせずにはいられないのも正直なところだ」
「来週はシルバーストンに行くことになるが、あのコースではいつも楽しんでいるし、昨年のグランプリの良い思い出がある。チームにとってはホームレースだし、もう一度トップグループに食い込めることを願っているよ」
■ランド・ノリス(マクラーレン)
決勝=20位(64周/71周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
「タフなレースだった! 前半はペースがつかめなくて苦労したが、最終スティントではペースが上がり非常に力強い走りができた」
「優勝を狙って、接触を避けようとしながら何度もトライしたのだけど、悔しいことにマックス(・フェルスタッペン)にぶつけられてしまい、その時点で僕のレースは早めに終わってしまった。あれ以上はどうしようもできなかったよ」
「今週末、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。おかげで接触するまではとても強力なレースができた」
「残念だし痛いけど、次に進むしかない。シルバーストンで、地元のファンの前でレースをするのが楽しみだ。トリプルヘッダーを最高のかたちで終えるために、また力強い結果を目指して戦うつもりだ」
(autosport web)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 22:30〜23:30 |
フリー走行2回目 | 26:00〜27:00 | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 22:30〜23:30 |
予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

