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マシンがパルクフェルメに戻る前に、観客がコースに侵入。主催者は安全対策の欠陥を認める/F1カナダGP
2024年6月11日
FIAは、F1カナダGPの安全上の不備に対して断固たる姿勢を示し、イベントのプロモーターである『Octane Racing Group』に対し、レース後にファンがコースへ侵入したことを受けて正式に厳重注意を行った。
カナダGPの決勝レース終了後、すべてのマシンがレース後の指定エリアであるパルクフェルメに戻る前に、相当数のファンが警備を破ってジル・ヴィルヌーヴ・サーキットに侵入した。このことは、ドライバーと観客の両方に対し、潜在的な安全上の危険性をもたらした。
スチュワードはこの件を調査し、Octane Racing Groupが国際競技規則第12条2項1.hに違反していると判断した。この条項は、適切な安全対策を確実に実施するプロモーターの責任に関連するものだ。スチュワードは、セキュリティ対策、人員、設備が不十分であったか、もしくはそうした態勢が適切にとられていなかったため危険な状況へつながったと結論づけ、ビデオ映像の証拠にもとづき次のように判断した。
「期待されていたイベントのためのセキュリティ対策、警備員の配備、設備の備え付けが実施されていなかったか、もしくはそれらが不十分だったため、観客やドライバーにとって危険な環境となった」
スチュワードによるヒアリングのなかでプロモーターは、リソースの割り当てを増やしたにもかかわらず、組織の安全上の手順に欠陥があったことを認めた。彼らは、この出来事が容認できないものであることに同意し、今後同様の事態が起きないように徹底的な調査を行うことを約束した。
「主催者は、実施された安全対策では観客をコースに入れないようにするという目標を達成できなかったことを率直に認めた」とスチュワードは述べた。
「彼らはFIAの競技担当代理人とレースディレクターの報告に同意し、これが容認できない状況であったことを認めた。主催者は事態の収拾を図るため、徹底的な調査を実施し、カナダでの次回のイベントまでに改善策を講じると述べた。また彼らは、安全対策の改善にすでに多大なリソースを投入していたが、期待した効果が得られなかったようであり、失意を表明した」
スチュワードはOctane Racing Groupに対し、9月30日までに正式な改善計画をFIAに提出するよう命じた。この計画には、将来のコース侵入を防ぐための具体的な行動を詳細に記載する必要がある。
今回の出来事の重大性を認識しているスチュワードはFIAに対し、すべてのレーストラックにおける安全と警備手順について、より広範な調査を実施するよう要請した。この積極的なアプローチは、F1全体の潜在的な脆弱性を特定し、対処することを目的としている。そしてスチュワードは、違反が繰り返された場合は、多額の罰金が科せられることを強調した。
日曜日のモントリオールでのコース侵入は、2023年のF1オーストラリアGPで起きた事件に似ている。カナダと同じように、メルボルンのアルバートパークでも、レース後にファンが警備を突破した。この出来事を受け、FIAは断固たる措置を取り、今年のイベントでは伝統的なレース後のトラックウォークを禁止した。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

