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F1ラスベガスGPの低温を警戒するピレリ「誰もがタイヤ管理に苦労することになる」

2023年11月15日

 2023年F1第22戦ラスベガスGPは、有名な『ストリップ』地区の一部を含む新しいストリートサーキットで開催される。F1公式タイヤサプライヤー、ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは、気温の低さと新しい路面が、チームやドライバーにとって大きなチャレンジになると考えている。


「誰にとっても未知への一歩になる」とイゾラは認めた。


「ラスベガスは(今週末)気温が低くなるだろうし、その上、ストリートサーキットだ。我々はチームと協力し、このレイアウトでタイヤにどれだけの力がかかるかを理解するため、事前にシミュレーションを行ってきた。どれだけ路面が荒れているか、どの程度のひずみが予想されるかを把握するため、ターマックを製造する企業からも情報を入手した」


「それでもラスベガスには多くの疑問点がある。グリップを得るために、タイヤレンジの中から最もソフト寄りの3つのコンパウンドを使用することにした。路面コンディションは時間がたつにつれて大幅に改善されていくだろうが、グリップは非常に低いことが想像できる。ドライバーたちは不満を言うだろうね。だが問題ない。この状況も何とかしていくことができるだろう。とはいえ大きな未知の要素だ。長いストレートがある高速のトラックであり、どのコンディションを考えても、管理をするのは極めて難しい」

2023年F1第22戦ラスベガスGPを前にしたサーキット
2023年F1第22戦ラスベガスGPを前にしたサーキット


 レースは土曜日の夜10時にスタートするスケジュールになっており、気温は摂氏5度から10度と予想されている。F1は、近年では、これほど低い気温での走行は、バルセロナでのウインターテストでしか経験していない。


「もちろん天気を変えることはできないし、気温を上げることもできない」とイゾラは言う。


「タイヤの温度を維持することは難しいかもしれない。だからこそ、最もソフト寄りの3つのコンパウンドを選んだ。シミュレーションに基づいたデータの他には何もないので、未知の世界へ飛び込むようなものだ」


「ベストを尽くすが、タイヤはホモロゲーションを受けており、たとえば、モンテカルロ用のタイヤを作ることができないようにラスベガスの専用タイヤを作ることもできない。それが現状なので、我々が持っているなかからベストな選択肢を選ばなければならないわけだ」


 ラスベガスは、現在のサーキットの中ではバクーに最もよく似ている。イゾラは、ピレリのラスベガスGPに向けた準備には、バクーでの経験が役に立ったと述べている。


「バクーと比較してみた。(ラスベガスには)ロングストレートがあるが、コースの残りの部分はかなり異なる。 それでもバクーを基にして、いくつかの想定をした」

2023年F1第22戦ラスベガスGPの舞台ラスベガス・ストリップ・サーキットのレイアウト
2023年F1第22戦ラスベガスGPの舞台ラスベガス・ストリップ・サーキットのレイアウト



(Grandprix.com)




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