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アルファタウリF1を解雇されたデ・フリースをメルセデス代表が擁護「彼にはもう少し時間が必要だった」
2023年8月15日
メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、アルファタウリから放出されたニック・デ・フリースは、彼の価値を証明するための時間をもっと与えられていれば、レッドブルの正式なシート候補になり得たと考えている。
デ・フリースは、2022年F1イタリアGPでウイリアムズから輝かしいデビューを飾った後に、アルファタウリのシートに昇格したが、わずか10戦でレッドブルから放出され、ダニエル・リカルドが後任としてチームに加入した。28歳のデ・フリースは、チームメイトの角田裕毅と比較すると常にパフォーマンスが下回っていたが、彼には才能を証明する時間がもっと与えられるべきだったと多くの人々が考えている。
2022年にメルセデスのリザーブ兼開発ドライバーを務めていたデ・フリースは、シーズン中ずっとチームに同行する一方で、メルセデス、アストンマーティン、ウイリアムズでFP1に起用された。
ウォルフによると、デ・フリースがアルファタウリでのフルシーズンを戦い抜き、2シーズン目に乗り出していたら、レッドブル・レーシングでセルジオ・ペレスのシートを獲得する可能性もあっただろうという。
「彼にはもう少し時間が必要だったかもしれない」とウォルフは『Sky F1』に語った。
「もし彼にこのシーズンが与えられていたなら、どうだっただろうか? もしかしたら彼もレッドブルのシートの有力候補になったかもしれない」
「私が思うに、彼らはリカルドを評価したかったのだろう。ダニエルが(ペレスの)シートを取れるかどうか見るためだ。そうした決断を下したのなら、もちろん(デ・フリースは)隙間から落ちてしまうだろう」
ウォルフは解雇されたデ・フリースのファンを自認しており、非公式に助言を続けている。
「私は彼のファンだ。なぜなら彼は車両開発において信じられないほど聡明であり、常に多くの貢献をしてきたからだ」
先月、メルセデスF1のエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、デ・フリースがリザーブドライバーとしてチームに戻ってくることを歓迎すると語った。
「ニックはシミュレーターのドライバーになる以上のことを求めていると思う。彼はレースをやりたいだろうね」とショブリンはハンガリーで語った。
「彼とはテキストメッセージをやり取りしただけだが、彼のプランの進捗状況を教えてくれると言っていた」
「彼はその役割において大いに役に立ってくれた。彼がまたそのポジションに戻ることを歓迎するよ。でも彼の焦点はレースシートを見つけることにあると思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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