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レッドブル&HRC密着:不安定な天候に左右された初日。レースはドライ予報、勝てばある記録に並ぶフェルスタッペン

2023年3月31日

 開幕2戦とも1-2フィニッシュを飾ったレッドブルが、今シーズンのチャンピオンシップ争いの中心になることは間違いだろう。そのことは3戦目のF1オーストラリアGPでも変わりない。


 ドライコンディションで行われたフリー走行1回目で、マックス・フェルスタッペンは1分18秒790でトップタイムをマーク。各車ベストタイムを刻んだときのタイヤのコンパウンドやコンディションが違うとはいえ、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)にコンマ4秒以上の差をつけての堂々たるタイムだった。


 現時点でフェルスタッペンのライバルは、フリー走行1回目で3番手につけたレッドブルのもうひとりのドライバーであるセルジオ・ペレスしかいない状況だ。それ以外でチャンスがあるとすれば、天候の急変かレッドブルにマシントラブルが起きたときだろう。

レッドブル&HRC密着
2023年F1第3戦オーストラリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)


 フリー走行2回目では、そのひとつである天候の変化が起きた。雨が降ると路面コンディションは常に変化するため、走行時のタイミングによってラップタイムは大きく変動する。フリー走行2回目でフェルスタッペンが3番手、ペレスが7番手に終わったのがそのいい証だ。

レッドブル&HRC密着
FP2を3番手で終えたフェルスタッペン


 しかし、その天候も土曜日は引き続き下り坂だが、日曜日は雨が降る確率は低く、レースはドライコンディションが予想されており、たとえ土曜日の予選が雨になり、フェルスタッペンがポールポジションを逃したとしても、レースでは15番手から2位になった前戦サウジアラビアGPのように優勝争いに絡んでくることは想像に難しくない。


 もし、フェルスタッペンがオーストラリアGPを制すれば、自身初のオーストラリアGP勝者となるだけでなく、ある偉大な記録に並ぶ。それはホンダが開発・製造したエンジンを搭載したマシンでの最多優勝記録だ。


 この記録を持っているのはアイルトン・セナで、1987年のモナコGPから1992年のイタリアGPまでの32勝だ。フェルスタッペンは2019年のオーストリアGPから2021年のアブダビGPまでの15勝に加え、ホンダがF1参戦を終了した2022年以降もホンダが開発・製造したエンジンで2022年は15勝し、今年も開幕戦で1勝し、通算31勝している。もし、オーストラリアGPで優勝すれば、セナの記録に並ぶ。


 金曜日の時点で、メルボルンの日曜日の降水確率はレーススタートの午後4時から2時間は0%となっている。

レッドブル&HRC密着
ガレージでメカニックらと話すフェルスタッペン



(Masahiro Owari)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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