F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル社新CEOがF1活動にもたらす影響。新人育成プログラムを担うマルコの引退が早まる可能性

2022年12月11日

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、2022年F1最終戦アブダビGPの週末、「その気になれば、いつでもF1の世界から去ることができる」と発言した。同時に、現時点で引退する意向はないとも述べたマルコだが、レッドブル社の体制変更により、F1から去る日が早まる可能性はある。


 現在79歳のマルコは、レッドブル社の創設者でありCEOを務めたディートリッヒ・マテシッツとの強いつながりの下で、長年、レッドブルのF1活動と若手育成プロジェクトを監督してきた。マテシッツ氏は今年の10月に死去し、レッドブル社の運営体制が変わり、飲料事業CEOフランツ・ワツラウィック、最高財務責任者CFOアレクサンダー・キルヒマイヤー、企業プロジェクトおよび投資担当CEOオリバー・ミンツラフの3人の取締役会が社を率いていくことになった。


 マルコに近い関係者によると、F1およびその他スポーツプログラムの直接の責任者となるミンツラフとマルコの関係はあまり良好ではないという。


 書類上、マルコの役割に変更はないが、ミンツラフはマテシッツほどは、マルコとレッドブル・レーシング代表クリスチャン・ホーナーに自律性を与えるつもりはないといわれる。マテシッツは、レッドブルとアルファタウリ/トロロッソ、若手ドライバープログラムの運営はマルコやホーナーに任せ、重要な問題に関してのみ介入、自分はレッドブル社の運営とマーケティングキャンペーンを成功させることに集中していた。


 しかし、今回、レッドブル社にスポーツ活動面を監督する立場の役員が任命されたことで、状況に変化が出てくるだろう。オーストリアメディアによると、ミンツラフはレッドブルとポルシェの提携を望んでいたという。しかしマルコとホーナーは、体調の関係でマテシッツが意思決定プロセスに参加できない状況のなか、タイの株主に直接掛け合い、ポルシェとの契約を取りやめてしまった。これをミンツラフはよく思っていない。

レッドブル・レーシング
レッドブル・レーシング

 マルコの「その気になれば、いつでもF1の世界から去ることができる」という発言は、マテシッツから認められていたような自主性を持って仕事ができるのでなければ、レッドブルのモータースポーツ関連の役割から退くという意志の表れとも取ることができる。


 マルコが離脱した場合の影響は、ふたつのF1チームの運営よりも、若手育成プログラムに大きく表れるだろう。現在は、マルコが実質的にひとりでこのプログラムに当たり、有望な若手ドライバーを選んでいる。マルコの後任には才能発掘の能力のある、経験ある人物が必要だ。


 候補のひとりと考えられるのは、現在アルファタウリの代表を務めるフランツ・トストだ。イタリア・ファエンツァに移り住んで17年のトストは、母国オーストリアに戻れる機会を喜ぶかもしれない。

2022年F1オランダGP アルファタウリ代表フランツ・トストとレッドブル・モータースポーツ・コンサルタントのヘルムート・マルコ
2022年F1オランダGP アルファタウリ代表フランツ・トストとレッドブル・モータースポーツ・コンサルタントのヘルムート・マルコ


2022年F1第7戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ)とヘルムート・マルコ(レッドブル・モータースポーツコンサルタント)



(Grandprix.com)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP