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【角田裕毅F1第22戦密着】第3スティントのタイヤ選択は「ベストな判断」ミスなく戦略を実行も、入賞にあと一歩届かず
2022年11月21日
F1第22戦アブダビGPのスタート前の段階で、角田裕毅(アルファタウリ)の持ちタイヤはハード1セット(新品)、ミディアム1セット(新品)で、ソフトは新品が1セット、中古が4セットだった。
角田はスタート前の段階でチームと2ストップで行くことを決めていた。そうなると、当然3セットのタイヤを履くことなり、それはソフト、ミディアム、ハードのすべてのコンパウンドを使用することを意味していた。
最初のスティントで角田が選択したコンパウンドはミディアム。スタート時の蹴り出しと燃料満タン時のデグラデーション(劣化)を考えると、最も妥当な戦略であることは、20人中17人がスタートでミディアムを履いていたことからもわかる。
ミディアムタイヤでスタートした角田は、スタート直後のポジション争いでもひるむことなく、11番手をキープ。ミディアムを選択した戦略がまずは功を奏した。
しかし、14番手からスタートして、1周目に12番手まで追い上げてきたランス・ストロール(アストンマーティン)に13周目にピットインされる。アルファタウリはすかさず14周目に角田をピットに呼ぶが、アンダーカットを許してしまう。
1回目のピットストップ後の第2スティントで角田が装着したタイヤはハード。これも同じ2ストップ作戦を採ったストロールも同様であることから、妥当な判断だったと言える。
しかし、角田の第2スティントのペースはストロールに及ばず、その差が開いていく。差が8秒になった38周目にチームは角田をピットインさせ、タイヤを交換。このときはいたのがソフトだった。手持ちのタイヤの状況を考えると、すでにハートとミディアムは使い切っていたため、選択肢はソフトしかなかった。
その点では、角田が「手持ちのタイヤで新品がソフトしかなかったというのと、ポイントを獲るためには追い上げなければならなかったので、あれがベストな判断だったと思います」と言うように、この選択にミスはなかった。
しかし、このレースでデグラデーションが最も大きいソフトを履いたのは3人しかおらず、そのうちふたりがアルファタウリ勢だったことを考えると、週末のタイヤの使い方を含めたレースでのタイヤ戦略に疑問を投げかけざるを得ない。
10位に入賞したセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)から、6秒遅れでチェッカーフラッグを受けた角田。「全力は出し切れたと思う」と語った角田だが、ポイントまであと一歩届かなかったこの光景を今シーズン何度見てきたことだろう。
来シーズン、角田が飛躍するためには、角田の成長だけでなく、チームにもさらなる成長が必要となる。そのために、ピエール・ガスリーが去った後、角田にかかる期待は大きい。
(Masahiro Owari)
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7/6(日) | 決勝 | 23:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

