リカルド陣営、契約解除望むマクラーレンF1に28億円の違約金を請求か
2022年8月11日
オーストラリアのメディアが、ダニエル・リカルドのマネージメント陣営は、契約の早期解除を求めるマクラーレンに対して、2、100万ドル(約28億円)の違約金を要求していると伝えた。ただ、金額は交渉の後、最終的には大幅に減額される見通しだという。
リカルドは2023年末までの契約をマクラーレンと結んでいるが、チームは当初期待されたようなパフォーマンスを発揮できずにいる彼を見限り、契約を1年早く終了することを決めたようだ。マクラーレンはすでに2023年に向けてアルピーヌの育成ドライバーで今年リザーブドライバーを務めるオスカー・ピアストリと契約を結び、リカルドとは契約解除に向けて交渉をスタートしたと、複数のメディアが伝えた。
しかしこの契約において早期に終了する権利を持つのはリカルド側のみであるという。オーストラリアのモータースポーツ専門サイト『Speedcafe』は、リカルド陣営がマクラーレンに2、100万ドル(約28億円)の違約金の支払いを求めていると報じた。ただこれは最初に提示された金額にすぎず、交渉によって減額されていき、さらに、リカルドが来年他のチームと契約した場合、そのチームから受け取るサラリーと同額をマクラーレンに返金するという条件が盛り込まれる見通しだということだ。
一方、アルピーヌはピアストリとの間に有効な契約が存在すると強く主張しており、この件を法廷に持ち込む意向を示している。
『Speedcafe』は、アルピーヌとピアストリの契約はF1についてのものではなく、アルピーヌ・アカデミーとの契約である可能性が高いとしている。しかし、契約の有効性について訴訟が行われ、ピアストリが費用を負担しなければならなくなった場合、マクラーレンとの取り決めによってはマクラーレンが費用を支払うことになり、その額は最大で1、500万ドル(約20億円)に上る可能性があるという。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
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